"with self-portfolio"(Honey, won't you take me home now.) [休養(サボリorダウンor有休)日]
あなたが1を数える間に わたしには10が流れていて
あなたが1を数える間に わたしには10が流れていて
あなたに10を乗じればいいのか わたしに0.1を乗じればいいのか
あなたに10を乗じればいいのか わたしに0.1を乗じればいいのか
わからなくなって
わからなくなって
冷たい水を 最期の歌を重ねた青いテープに流して
冷たい水を 最期の歌を重ねた青いテープに流して
緩やかに混乱してゆくのは あなたなのか それとも
緩やかに混乱してゆくのは あなたなのか それとも
穏やかに沈殿してゆくのは 砂質土なのか あるいは
穏やかに沈殿してゆくのは 砂質土なのか あるいは
わたしは
わたしは
鉄とコンクリートでできた 無機質な設計物で
鉄とコンクリートでできた 無機質な設計物で
何らかの言葉を
何らかの言葉を
大した反力もない言葉を 連ねたいと考えていて
大した反力もない言葉を 連ねたいと考えていて
そこには どれだけ丁寧に磨かれても残る粗度係数が 0.013
そこには どれだけ丁寧に磨かれても残る粗度係数が 0.013
主たる部材に届かなかった支えの欠片のA係数が 0.22
主たる部材に届かなかった支えの欠片のA係数が 0.22
12.5mの長さをもった Ⅲ型の鋼矢板の枚数が 24
12.5mの長さをもった Ⅲ型の鋼矢板の枚数が 24
頭部には 連結処理が施され
頭部には 連結処理が施され
上空制限範囲の中では 手を継がれ
上空制限範囲の中では 手を継がれ
あるものは 役目を終える前に 埋め殺され
あるものは 役目を終える前に 埋め殺され
あるものは 役目を終えた後に 引き抜かれ
あるものは 役目を終えた後に 引き抜かれ
美しい錆を湛えたまま 永遠の沈黙の中へ
美しい錆を湛えたまま 永遠の沈黙の中へ
巨大な構造物が その沈黙を沈黙足らしめるのだから
巨大な構造物が その沈黙を沈黙足らしめるのだから
あなたも わたしも
あなたも わたしも
何も知らないままではもう生きてゆけないのだから
何も知らないままではもう生きてゆけないのだから
公式を用いて計算された水位を
公式を用いて計算された水位を
解析された格子を
解析された格子を
応力を
応力を
いくつかの壁を
いくつかの壁を
美しい壁を
美しい壁を
プレキャスト側溝を流れる
プレキャスト側溝を流れる
汚れた水を
汚れた水を
9度の響きで
9度の響きで
長7度の響きで
長7度の響きで
静かに称える
静かに称える
そんな試みを
そんな試みを
続けるしかない
続けるしかない
だって わたしはもう
だって わたしはもう
3653日の人生の中で
3653日の人生の中で
ありとあらゆる夢を見た
ありとあらゆる夢を見た
どんな係数を乗じても
どんな係数を乗じても
再現できない夢を見た
再現できない夢を見た
そんな風に呟いて
そんな風に呟いて
駄目になってゆくわたしを見た
駄目になってゆくわたしを見た
だから
だから
だからね
だからね
全ては いずれ 去るんだよ
全ては いずれ 去るんだよ
消えなくても
消えなくても
去るんだよ
去るんだよ
有休、二見、2本抜歯、ポックリニック→睡眠外来、採血、検査入院、終夜睡眠ポリグラフ [休養(サボリorダウンor有休)日]
3/12 コンバース スリムジーンズ フライングV
2/13 ババ・オライリィ アイラブユー
2/14 カンガルーボクシング 急所ダウン
2/15 生きるために生きる
2/16 そこまで到達すれば
2/17 完璧な道化にだってなれる
2/18 なのに鼻歌歌ったりして
2/19 "Please don't blame it on me."とか
2/20 一滴をナノ単位にまで分解して
2/21 鼻から吸い込めば
2/22 人間失格のできあがり
2/23 あたしの心はほんとあほくさい
2/24 完璧に植物を避け
2/25 山を下り
2/26 双樹を抜けたサラは
2/27 殺生を許さない自身の信条が
2/28 自身の存在をも完璧に否定することにようやく気づいて
2/29 完璧に何処へも向かえなくなってしまう
3/1 サラの生き方(存在)もあほくさい
3/2 でもあたしの心ほどじゃないね
3/3 そう笑ってサリーはまた背伸びした
3/4 一昼夜ロックしてロールして待ち続けた
3/5 なんて完璧な場所
3/6 (such a perfect place)
3/7 生まれ変わったらサッチモになるんだよ
3/8 名前はもう要らない
3/9 マグノリアに侵食されたブギー・ナイツ
3/10 腕に刻んだ生老病死
3/11 (生老病死を腕に刻んだ)
3/12 8時前のママチャリ
3/13 23時半の折り畳み傘
3/14 真っ白な日
3/15 四六時中ラリッてる感じ
3/16 本当だよ
3/17 僕の心は反響する
3/18 他人の心と共鳴することだってできる
3/19 私の心も反響するよ
3/20 あなたの心と共鳴できるよ
3/21 死線を抜ける夢を見て
3/22 階段は続く
3/23 静かな夜を
3/24 金切り声が引き裂く
3/25 笑っちゃうほどに五年前と何一つ変わらない景色
3/26 火傷の痕が疼く
3/27 桜が咲いて
3/28 冬が終わってしまった
3/29 ひょっとこみたいな顔して笑ってる
束の間がまた終わった
5月から社員になるそうです。
'Cause I wrote this song where you were. [休養(サボリorダウンor有休)日]
(途中段階)
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
(あくまで途中段階)
1/1 ピンク色した舌のざらついた感じ
1/2 仏様は何度滅びりゃ気が済むの
1/3 正しい月は3日で終わり
1/4 赤い口紅で背伸びして雨を浴びる
1/5 先に勝った方が負けだよ
1/6 友人からメロディーをひったくった
1/7 先に負けたって負け
1/8 赤い口紅を不燃ゴミに出した
1/9 いつも通り拾い喰いを繰り返した
1/10 長かった夏休みも終わってた
1/11 先代の罪を背負った
1/12 また仏様が死んで
1/13 不思議と安らぐ心
1/14 すがるものが無いのがいいのかも
1/15 「永遠に届かない」とか
1/16 当然のことだけ呟く君も素敵だよ
1/17 全てを青に喩えるバカは嫌い
1/18 どのくらい酷い?
1/19 どのくらい寒い?
1/20 厚みが増してきたよね
1/21 うるう年だったしね(注:嘘)
1/22 ムンクはどのくらい叫んでたのかねえ
1/23 知らねえ
1/24 仏様に失礼な日だな
1/25 知らねえよ
1/26 塵が固まってゴミだらけ
1/27 砕いてまた塵に戻して
1/28 部屋中に散りばめて
1/29 風化していくのを眺める
1/30 そんな27年間だった気もするよ
1/31 明日も疲れるのかな
2/1 一秒で一月が終わる
2/2 弦のこすれる音を支えに生きてる
2/3 でも滅多に聞こえない
2/4 それが今日の収穫だよ
2/5 霞の後のデザートに木苺
2/6 音楽を街中にぶちまける
2/7 あらゆるいのちの糧になれ(24×365)
2/8 久々に跳ねた身体
2/9 果てに届いた
(溜め息) (笑い声) (泳ぐ目) (鼻をすする)
仏滅 廃仏毀釈 神滅 明滅 ナツメグ
気は触れないの 正気じゃないの
恐くはないの 怖いの あたしは足りないの 絶望的なまでに足りないの
明るい未来 一緒に歳を重ねる 指輪をあげる サイズ2まわり程でかいやつ(太ってもいいように)
(暫くは親指につけててね) パネル ベージュ カーキ ガキ
じきゅう300えん ライオンの肉を食べよう ミディアムで (てきとう)
夢見ねえ
足りないの足りないの足りないの足りないの
ネジが外れた
子宮の中にいたときにさあ
俺覚えてるの 羊水の冷たさ 父親の煙草の味
(マイルドセブンスーパーライト)
俺は覚えてない 羊水の温かさ 父親の好きなブルーシャトー
(星と泉に囲まれて静かに眠る)
現実に置き換えちゃいけない 夢見ない
(あたまのにおいをかぐ。あなたのにおい いいにおい)
(いっしょにいれるのはうれしいことだ。)
(あ、またかおがかわった) あ、また目がすわった
血反吐出るのを待ってる自分が嫌い
僕は法律家の子ども
刑法を読んでるのが大好きだった
CISの意味を叩き込まれてた
クーデターは成功すれば罪に問われないとか
十二歳なりに楽しんでた
なんて無意味な日々
ピアノ覚えたかった
県で十位以内の成績取ったって
十年後にはスーツ着てる
そんで精神に障害抱えて
赤い粒を貯め込んで
タダで地下鉄に乗って
イヤホン耳に詰め込んで
三十代まで生き延びたりして
もう少ししたら子どもが産まれて
それからまた少ししたら孫が産まれて
両親の墓参りに行って
二年前に死んだ妻の遺影に話しかけて (遺影は笑ってた)
楽しかったこと思い出して涙ぐんで
黄ばんだアルバムをめくって
今の自分と同い年のおじいちゃんの写真を見つけて
あの時は本当にごめんって考えたりして
後悔して
現役の友達に一通葉書を出して
子どもと孫に何かもっともらしい言葉を残して
もう一回両親の墓参りに行って
妻の遺影に口づけして
赤い粒を全て飲み干したりして
収集のつかないやな感じ
頬紅塗ったくったような赤色
煩わしいマウスの動き
文才はもうなくなった
人生の一部分
欠片が好き
秒針の音を21600回聴いた
心臓が36000回鳴った
猫が35回鳴いた
宝石箱をラックから出した
宝物を探しに出かけた
ミルクティー買って帰ってきた
収集のつかないやな感じ
(あなたがはなすむかしばなしは まだ 悲しいよ。)
(死ぬときはいっしょがいい。ロマンチックなことではなく)
(それがいちばんつらくないから。)
(ありがとう ありがとう。)
(ひとつひとつゆっくりうけとることができた。)
(きれいなものをきれいと思えるのはうれしいことだよ。)
2/10 だからこんな曲書いたのよ
2/11 君がいた場所でさあ
いつか終わりは来てしまうらしい [休養(サボリorダウンor有休)日]
宇宙や地球は人間がどんだけ何やってもまだまだ終わらないらしいけれど、たとえばムクとか、あるいは自分とか、そういった「小さな宇宙」には、そう遠くないうちに終わりが来てしまうらしい
「らしい」というのは、まだそのときが来てないから一応書いているだけで、でも自分は、経験上それが100%間違いないことも知ってる
(数年も数十年もそう違いはない)
(あと、これは「始まりも終わりもない」とか「終わりと始まりとの間には密接な関係がある」とかいうこととは全く違う話)
だからやっぱり、できる限り楽しいといいなと
そこで「だから」を使って無理矢理飛躍させることにはどうしても抵抗があるけれども、でも、とにかく楽しいのがいいなと
辛いことたくさんあっても、それよりずっと楽しいことが多いといいなと
赦された
脆くない縁
笑い声
笑い顔
一つになって
嬉しかった
昨日までの怯えが嘘みたいに
昨日の震えが嘘みたいに
ありがとう
本当に
心の底から
あとは、現実どうしていくか
とりあえずの安定した生活を求めるか、もういっそのこと「表現」に向かうか、あるいはその両方か
まずはそこがはっきりするのをしっかりと見届けてくれませんか
嘘はつかないし、「君の嫌がる言葉」も吐かないから
全ての約束や目標をちゃんと果たしたい