そして誰かいなくなった [非訓練日]
最悪の季節 トンボの季節
最低の声がたちのぼる
変われやしないわ
変われやしないのよ
「線路沿い花吹雪」
今一番好きかも
どこまできた
どこにもこれてやしないわ
職業訓練、別名「忍耐訓練」を開始してからもう1ヶ月が経過いたしました
だいたい週に一回ペースでダウンデイ(起きれない日)があるけれど、なんとか八割出席はできてて、先日一回目の十万円が振り込まれましたとです
ああありがたや
でも内容が酷い
「実践演習コース」の「3D-CAD建築デザイン科」で、
「最新のPCとCADソフトを揃え、使用する教材も実務で作成した図面を使い、即戦力の養成を目指します」
という触れ込みだったりするもんですから、訓練に来る人はみんなある程度CADはいぢれる人ばっかで、きっとついてくの大変なんだろうな、3D大丈夫かなあ等々と、ものすっごい身構えた状態で訓練に突入したんですけれども、ほとんどCADいぢったことのない人ばかり、中にはパソコンはインターネットくらいしか使用したことがないという方まで
講師さんも一番最初に
「パンフレットにはこうこうこういうことが書かれてあったとは思うんですけれども、3ヶ月では正直CADオペレーターとして最低限のところくらいまでしかお教えすることはできないと思います」
的なことをおっしゃられ
うそんと
一応わたくし、前職においては最低でも
これくらいの図面はいぢらされておったのですけれども、そんなこんなで、訓練は「線を引く」からスタート
こないだ出た課題は
こんなの
今のところ、autoCADに関して、知らないこと、少しでもためになったことは多分全体の一割にも満たない
つまり九割以上はただの待ち時間
ときどきお隣の53歳の2級精神障害者(!!)の方に操作方法等聞かれてある意味講師以上に教えてあげるとか
そして、一級建築士の方の建築講義は、ただテキストを講師の方が読み上げるだけ
時々行われる「キースキル」の時間には自己紹介させられたりいわゆる他己紹介させられたり
そしてあたしは病的な睡魔にやられる
ということで、平日は毎朝バスと地下鉄乗り継いで都心に赴き、待ち疲れや気疲れ等々を抱えて夕方バスで帰ってくる、という感じの日々
最後の一ヶ月は企業実習らしいんですけれども、「申し訳ないんですがこのご時勢もあって受け入れ先はまだ一人分も決まっていない」んだそうで
そして、肝心の3D-CADは、8月に六日間くらい触るだけの予定だとか
絶対訓練コース間違えた
でもタダどころか10万円もらえるわけだから
あと3ヶ月がんばって耐えねば
一年前は入院してたんだよなあ
もう一年経つんだよなあ
ユニットが暗礁に乗り上げそうだったり
なんか自分の中から明らかに「作詞のコツ」「作曲のコツ」みたいなものがぽっかりと消えてしまっているとふとした瞬間に感じたり
「準絶縁状態」とでも呼ぶべき関係が増えたよなあと淡々と思ったり
変われやしないし変わりもしないのに
もともと何もかもあってないようなものだったのに
はじめから全てそうだったのに
最初から何のためにもなりやしないのに
フーチングの図面見て懐かしくなったりするのに
布基礎みたいになりたいなあと思ったりするのに
ねえねえ
あなたの作ったその一覧に「曲の作れなくなったアマチュアミュージシャン」も加えておいてよ
ミュージシャンになんてなれたこともないけど
ましてやオーロラになんてなれやしないし
どうにもどこにもいないなあ
手に入れた平和なんか所詮こんなもんよね
まあなんて軽い人生だこと
唾を吐く気にもなれない
クソガキが綺麗な目で放った「うるせー」って言葉
結構むかついた
トゲ吐き返して追い払った
今はもう7月