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奪われた時間と奪ったもの [非労働日]





23年前、冷静に事実のみを勘案して、自分は明らかに奪われたのだと思い至りこの曲を作ったのだけど


それから23年経った今、果たして彼らは奪ったつもりだったのだろうかと考える


彼らとは、間違いなくあいつとあいつとあいつ


トラウマだとかレイプだとかの話には、「加害者が忘れ(られ)ても被害者は忘れられない」という事実が付きまとう


同じで、自分は今でも何一つ忘れられない


では、彼らには「奪った」という自覚があったのか?


そこに思いが至る


時計を巻き戻す


彼らの一人は泣いていたし、また一人は「お帰り」と言っていたし、また一人は本当に忘れてしまっているように思える


泣いていた一人と「お帰り」と言った一人の気持ちは今ではわからなくもない


最後の一人には「お前散々殴っただろ」という気持ちが消えない


自分が被害者だったことには変わりがない


でも、もしかして、「加害者」にとっては自分が「加害者」だったのでは?


行き詰る


「君の作る曲はきつい」と言われたことが何度かあった


いや、でも事実を書いただけだし、そんなこと関係なく良いメロディーでしょ?よい編曲でしょ?と思ってた


でも、自分が思っている以上に「きつい」歌詞なのかもしれないと


その可能性に辿り着いた


目的は今でも変わらず、とにかく良い曲を、綺麗な曲を作りたいと


では、その綺麗な曲に相応しい歌詞を、自分は書いたのかと


そんなことを思うようになってきた


でも今更歌詞は変えられない


被害妄想などでは絶対に無い


その思いはおそらく一生変わらない


では、その歌詞が人にダメージを与える可能性は??


間違いなく大きい


一人はおそらく何も言えなくなるくらいの悲しさに包まれるだろうと


その時、自分は間違いなく「加害者」になる


表現って難しい


「人を傷つけない漫才」にメチャクチャ惹かれてる


同じように、「人を傷つけない曲」を作りたいといつも思ってきた


でも、それでできた曲が人を傷つけてきたかもしれない


ゼロ


いや、マイナス


マイナスだったのか


一生悩み続けるんだろうと思う













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やり直し [労働日]

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ああ




2006年10月19日の00:58に最初の記事を投稿し、少ない時には年一回以下の更新頻度ながらも一応平均で一日に40~50回は読まれ、総閲覧数も津山市の総人口の3倍以上をカウントしていた当ブログですが、ソネットとシーサーとカネの問題でURLが変わり、そして先日ソネットへの寄進行為も止めたところ当然っちゃあ当然だけど自動リンク機能もなくなったようで、結果、多くて1日に4回くらいしか読まれない弱小ブログになりました。




URLが変わるまでは良いんだけれども、ブックマーク(からの自動リンク)から飛んでくれる人の割合が一番多いブログだったので、ブックマークに登録してくださっていた方々へは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。




「ああ、結局この人も匿名的空間から引退するんだな、したんだな」




そんな風に思われたとすると、これはなかなかにやり切れない。




この弱小ブログを死の直前まで止めるつもりはなかったので。




でも寄進行為止めたんだもんな、しょうがないっちゃあしょうがないよな。




ということで、開始から16年近く経ったけれど、表題の通り、やり直しです。




ポジティブに考えるとまたやり放題ってことだもんな。




ある意味冨樫義博状態だもんな。




ごめんなさい、比較対象として相応しくなかったですね。




思えば遠くへ来たもんだ。




ぐっちゃぐちゃな感情ぶちまけ過ぎて親愛なる人に嫌われてムクと一緒に同居人にも追い出されて激しく過剰にポエみつつも止めざるを得なかった某フリーサイトのモノローグ・ポール・イン・ザ・ノーズ・ホールとかいうブログから一転して感情フリーで無意味かつ無害なブログにしようと始めた当ブログが気付けば開設から16年近く経ち、やり直しだもんな。




こんなこと多分なかなか体験できない。




興味がある人の中にはいずれ辿り着いてくれる人もいるでしょう。




興味はあるけれども辿り着けず、結局止めたんだな、終えたんだなと思う人もいるのでしょう。




興味はありつつも無くなったことに気づきもせず、そして特に気にも留めない人が大半でしょう。




つまりやり放題じゃないですか。




全然ワクワクしないけどそんなに嫌な気持ちにもならない。




だって継続は力なんですよ。




16年近く続けたのに突然プツッとなって、それでも別に終わりにしたいとは思わない。




これすなわち継続はモチベーションなりなんですよ。




質より量なんですよ。




とりあえず次の目標は46歳です。




37歳になる前後の記録を作成してから4年近く経つのでもう目標は5年ちょいだけど。




どうなるかな。




大抵どうにかなるんだろうな。




46歳になる前後の記録が作成できたら良いな。




皆さんお元気ですか?




特に、鼻の穴関連筆頭のリアル知人の皆さん。




僕はいつも通り、5杯の酒を飲み、2杯の冷や水を飲み、間もなく3杯目の冷や水とともに10錠の眠り薬を飲むところです。




いたって日常的です。

















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僕は僕に僕が僕であるよう僕の呪い(まじない)をかけたふりをした僕を僕の敵と見做したのだが [労働日]

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自身の純真さに辟易する毎日の中、仕事などしています


親としての言葉を放っている自分には薄皮が被っています


離れるどころか、大変ヒトに近づいています


文明開化後のヒトにです


糖尿病の猫が鳴いています


療法食をくれと


腹一杯くれと


そこにウルソを混ぜるのは妻の仕事です


「ねこちゃんくすりだよー」と療法食をあげるのは娘の役割です


その前にインスリンが注射されます


妻の手によって


息子は絵を描きます


我妻善逸と狗巻棘の絵を


暴力を振るう上級生がいて、その子が嫌だと時々発作のように泣きます


娘は鬼滅の刃の遊郭編の女将の言葉を諳んじます


ロシアはウクライナを侵略しています


プーチンは気が狂っています


(あるいはその取り巻きの実行者が)


起きないと言われていた国家間の戦争が起きています


ウクライナに武器は補給され、ロシアは経済制裁を受けます


核がちらついています


遠くない場所に迫っています


我々はとてつもない花火を見ることになるのかもしれません


完璧なまでに美しくない花火を


美しさの欠片もない花火を


猫に療法食の夜食19gをあげるのは自分の仕事です


僕は仕事をしています


いつだってとにかく仕事をしているのです


平和ボケした牧歌的な馬や鹿や安倍やらが核共有だなんだと騒いでいます


馬や鹿や安倍やらにも仕事をしてほしいものです


馬や鹿や僕を見倣って欲しいくらいです


満腹になったはずの猫が唸り声をあげます


トイレの兆候です


大便はさっき片付けたので小便でしょう


明日は黄砂が酷いから外に洗濯物は干さないほうがよいとのことです


ニュースで知りました


ロシアは民間施設の爆撃などしていないそうです


ニュースで知りました


相変わらず僕には確信なぞひとかけらもありません


例えば、医者の言うとおりに酒を断った先に幸せは見えません


たぶん仕事ができなくなるでしょう


それはヒトではありません


僕の思うヒトではありません


僕の思う人もいません


地震が発生しました


震度6強、津波注意報


レモンサワーを飲んでいます


焼酎とレモン汁と炭酸水を混ぜ合わせて作ったレモンサワーを保冷マグで飲んでいます


4ハイ飲み終えると残った氷に水を加えて冷や水を作ります


酒で薬を飲むのは若者がやることなので、冷や水で薬を飲みます


氷が多いので冷や水が3ハイほど作れてしまいます


2ハイ飲んで3ハイ目の氷が粒になるのを確認したのちに冷や水を流し、丁寧に洗います


丁寧に丁寧に洗います


かき混ぜに使ったスプーンと一緒に


ぼんやりと宵闇のことを考えます


切れたワイヤーのことを思います


会えなくなった友人のことを考えます


明日の朝の会議のことを考えます


オンラインの時代です


新しい時代です


幕開けだと喜べることが一つもないことが悲しくて仕方がありません


なので今日も冷や水で薬を飲んで寝ようと思います


夜が怖くて一人が怖くて一人で眠れない息子の隣で











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千年続く秋の中で、あるいは外で [労働日]

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大丈夫?



疲れてない?



畜生を撫でる手が、その腕が、とても細くなってしまったように見える



心配されるのはありがたいけれど、そっちのほうがよっぽど心配だよ



あらゆる欲求が無くなっていくけれど、休日は死ぬまで寝ていたいけれど



ふとした瞬間にその細くなってしまった腕が頭に浮かんでくる



最近同じような夢ばかり見る



初めて好きになった人と手を繋いで歩く夢や、その人が知らない誰かに目の前で奪われていく夢や



それでも悲しさしか浮かばない自分や、また手を繋げただけで泣きそうになる自分や



性的な要素は一切無くて



そして浮かんでくる、もういいやという気持ち



あらゆる欲求が満たされなくとも、穏やかな老後が迎えられなくとも



もういいやという気持ち



そんなに悪い意味じゃなく、自分は終わったのだという気持ち



でも息子と娘は始まったばかりだから可能な限り定期と投信を積み立てている



終わった自分のせいで可能性が小さくなる可能性をできる限り小さくできるようにと



だから、あと20年と少しは生きる覚悟ができている



自分が終わったせいで未来が閉じられないようにと



だけどとても息が苦しい



最近同じような夢ばかり見るから



そして細くなってしまった腕が突然頭に浮かんでくるから



自分のことを考えるということは、大切な誰かのことを考えることなんだと



そんなベタベタな事実に潰されそうで



でも潰されてる場合じゃないから



そんな暇はないから



静かな夜に狭いベランダでまた一緒に月を見ることができたなら



ガラス細工をフィルターにして手を繋ぐ影がもう一度見られたなら



その時間を一緒に過ごすことができたなら



できるなら



僕はたぶん千年以上の時間を余裕で飛び越えることだってできる



もういいやと思いながら過ごす千年の秋は月の影と過ごすとある秋の一日にとても敵わないから



そしてとてもとても小さくなった様々な願いも当然叶わないから



僕はもう待ち人じゃないから



あなたの健康をただただ願っています



心身ともに健康であることをただただ願っています



遠くから、あるいは近くから



中から、そして外から


















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違う街、同じ月 [労働日]

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リンドバーグという、そこそこ売れたバンドがおりまして



そのバンドの、おそらくあんまり売れなかったファーストアルバムの中に、「違う街、同じ月」という、素敵なタイトルの曲がありまして



ようつべで探してもプレミアムメンバーしか聴けない



ニコニコで探してもフルアルバムでしか聴けない



でも自分はそのアルバムの音源持ってるもんねー



だけどCDは先日の人生初の断捨離でネットオフか駿河屋に売っちゃった



そのファーストアルバムに長々と載っていた、ロケンローな文章が割と好きだった



確かかの有名な碧いうさぎとドラッグ的散髪で有名なサイバーのりピーと同時期のアイドルとしてまあまあ有名になって



「だけど私はジム・モリソンに、ジャニス・ジョプリンに、ジョン・レノンになりたいのー!!」とか言ってゴリ押ししてバンドとしてデビューして



正直大して歌も上手くもない



売れた後はよく知らないけど(多分トレーニングとか受けて改善されたでしょう)、初期は衝動のままに出せた高音もすぐにきつくなってライブでは誤魔化すようになり



「気付けば近くに白馬の王子様がいました♪」的なコメントと共にバンドのギタリストと結婚し



Wikipediaによると、現在も楽しそうに活動を続けている



そんな渡瀬マキにはあんまり興味がないのだけれど



「違う街、同じ月」というタイトルのこの曲だけは、最初に聴いた時から25年以上経った今でも大好きなのです



ちょっとしたイロモノ的なデビューの経緯もあってか、そのファーストアルバムの曲の歌詞は「MINE」という壮大なラブソング以外は自作ではなく



「違う街、同じ月」ももちろん自作ではなく



おそらくプロの作詞家と思われる朝野美雪という方が書いている



作曲は「白馬の王子様」のギタリスト



音はすこぶる悪い



フリーソフトでもノイズレスな曲が作れてしまう最近の若者が聴いたらプロなのにナニコレ珍百景と言っちゃいそうなくらいこもった音



多分トラック数も8チャンネルくらい



で、ボーカルには2チャンネルは割いている



その2チャンネルのセルフ掛け合いで、渡瀬マキ史上最高と思われる高音に届く



「違う街、同じ月」



渡瀬マキ史上最高と思われる高音で歌われるのは、「遠すぎる永遠を あなたと生きたい」という歌詞







ホームに駆け込む 最後の人波


扉が二人の 空気を変える


後ろを振り向く あなたを目で追う


優しさ 淋しさ 入れ替わる時




知らない夜を 数えたくない


素顔の時を あなたと居たい




見慣れた灯りが 私を待つだけ


あなたのぬくもり 線路にこぼれる




(アアアアーというシャウト)




髪をおろして あなたの胸で


甘い夢だけ 見ていたいのに




私だけ 映す窓


前髪が震えている


この時を 抱きしめて


同じ愛を 感じてよ




(アアアーというシャウトとスパニッシュなギターソロ)




瞳の中に あなたが笑う すべての時を 映していたい




駅を出る 階段で


すれ違う 知らない顔


似ていない 背中にも


あなたの影 探してる




(以下セルフ掛け合い)




違う街 同じ月


 照らしてよ 二人の明日


遠すぎる 永遠を


 あなたと生きたい


(ここが最高音)







それなりの逢瀬を重ねていると思われる彼氏彼女の歌




なのに、その切実さは、GO!GO!7188の「こいのうた」のよう




(ちなみに、「こいのうた」は、往時のsnoozerのライターであったダイジロー氏による、GO!GO!7188の作詞者兼ベーシストの中島優美へのインタビューの中で、「処女だったから書けた歌詞」との発言があったと記憶しています)




胸が熱くなるんですよ




こういう、仕事の一環と思わせて、熱烈な思いを発露している曲は




大して上手くない渡瀬マキの歌声もとてもマッチしていて




若い頃、特に中高生の時に好きだったものには思い出補正がかかるというけれど




自分の場合、ラルクなんかモロにそうだけど




もうすぐ不惑+1になり、子どもが二人もいる今でも聴くと変わらず胸が揺さぶられる




そんな曲に出会えてよかったなあと




少し嬉しい気持ちで過ごせたここ数日でした




高1~2の当時、リンドバーグのカセットテープを大量に貸してくれて、こっそりと祖父母の家まで軽自動車で長い時間ドライブしてくれた先生のおかげです




あなたのおかげで、自分は父親への殺意をしばし遠くへ葬ることができました




ありがとう




本当にありがとう




さて、日付変わって今日は土曜日




また風邪ひいた娘をかかりつけのクリニックに連れて行かねば




まだ薬を飲んでいない

口の中は常に血の味がする

アアアー






















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価値価値価値価値カチカチカチカチ [労働日]

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物と物をぶつけると、とても良い音がしますよね


狸さんがおっぱい飲んでねんねする頃


絶望には蓋をしましょう


希望は待つだけ無駄だからね


中間を見つけ出しましょう、あるいは中道を


それこそが危険なんだと二十歳の坊やに警告されても


だって、物と物をぶつけると、とても良い音がするから


パーカッション良いな


ゴリゴリのベースが気持ち良いのは何故か


それは、ゴリゴリいってるから


リムショットがコカーンコカーンと鳴り響いているから


ビールは贅沢品


レモンハイは安上がり


不可思議な曲線


どんなにポリラインで頑張っても結局スプラインでしか再現できないような


ゼロフィレット


チャンバー(使わない)


ポリライン(円弧と直線)


トリム


ラスターがあるとシフトが効かないエクステンド


セロクエル


マップトリム


サイレース


オーヴァーキル


エクスライン


デジレル


ソリッドハッチング


多角形


四角形


エディット


ステップオフセット


フューチャーライン


エッジをスワップしてみたり


肉を焼いてニヤニヤしたり


ポイント


一定勾配


水路敷


800mmの管渠


HPφ800


理想の遥か遠く


草野正宗


デヴィッド・バーン


小山田圭吾


強制される自慰行為と謝罪、それを経ないと再開できない音楽活動の価値


お墨付きを得た自由は果てしない空へと羽ばたきの準備を始めるのだろうか


カタカナの歴史的価値


ひらがなの左翼的価値


私は軽蔑します、右翼を


だって自分は世界市民だから


防火水槽の包含円を描くとき


(R=120m)


悩むのは、防火水槽の角を選ぶか注水円のセンターを選ぶか


概略は、どんなに精密に描いても概略だから


ブラックも平気さ


朝起きられなくなる程度には


氷を嚙み砕け


その音が鳴り止むまで


その点滅が終わるまで


ありがとう悲しみよ


それは正直分からない


悲しみは悲しみで、どこまでいっても悲しみだから


だからこそ、オーヴァードライヴかまして僕にも微笑んでよ


醒めない情熱を永遠に流し込み続けてよ


まだまだ若いんだから


書きたいことが一文もない文章


それも平気だよ


だってずっとそうだから


























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コロナ   カラス     カラス         コロナ [非労働日]

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「明日、春が来たら」という曲を、23年前、高校一年生の時に聴いた


自分に明日春が来ることなんてないのだろうなと思った


23年経って、もちろん明日春が来たことはなかった


季節は移ろうものだから


青春で許せるのであれば、キリがないでしょう


おっさんだって恋をするのだから


カメラの前で









遠くにガラガラのお店が見える


何の店かはわからない


わからなかった


もうすぐ不惑を迎えるというのに


という言葉を今までに何度聞いてきたか


それがとにかくわからなかった


幾つまで生きられるかはわからない


なので、できれば2000年は生きたい


杉の木がそれくらいは生きられるんだから、自分だってそれくらいは生きたい


1950年くらい暇な時間を過ごしたい


雑な時間を過ごしたい


それくらいの時間が確保されているのなら、明日からは早起きできるかもしれないから


50年は忙しく生きねばならないのだとわかったならば


自分にとっての当たり前が、23年前とは随分違うようになってしまった


なんで?


なんで?



なんで?




なんで?




メロディーは尽きない


言葉も幾らでも合わせられる


多分、10年後でも、1949年後でも


なのになんで?


何も思い浮かばない


君が怖い


あなたでもいい


とても怖い


とにかく怖い


これは春じゃない


どの季節でもない


次の春は40回目になるのだけれど


自分に春が来たことなんか一度もなかったのだと


これはポエムじゃない


自分は詩人じゃない


詩を作ることが大嫌い


本物の詩を作ることができるのはもっと現実しか見られない人たちだから


もっと現実を見ようよ


やれやれ









君には会いに行けない


18年振りに再開した友人は音信不通になった


首を傾げすぎなくらい傾げて毎日考えてみたんだけど



23年前より遥かに無邪気になれていることがとても嬉しかったんだけど


それがダメだったらしい


こんなに生きるの楽になったのに


カラ笑いでも愛想笑いでもなんでも、とにかく楽しければいいと


酒を片手に、ようやく悟りを開いたような気になっていたのに


今更戻れないっての


凹む


とにかく凹む


もうすぐ不惑を迎えるというのに


あっ





















ムクが死んで8年が経過したのに未だに骨壺とお別れができない


庭にはシンボルツリーがあって、骨を埋めるならそこしかないのに


骨壺の蓋を開けられない


どうしても開けられない


どうしよう


下手したら先に逝ってしまう


 






















あと25年くらいは頑張りたい


波風立てずに


でも無理なんだろうな


風が吹けば波は立つからねえ


だとしたら、魂の行く先は、































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「大阪府の土地相場が60秒でわかる」 [通院日]

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最近そんな広告が出まくってるんだけど、なんのこっちゃと



思っていたら、仕事の関係で、大阪府の開発指導要綱等々を閲覧していたことを思い出した



私用とは完全に別のアカウントで



広告怖いな



そういえば



39歳にして二児の父親になりました



娘は現在生後4ヶ月です



首がだいぶ据わりました



家の借金も完済しました



B肝の給付金+αを用いて



自分はとても幸せ者です



目に余るくらい



なんで素直に物事を喜べないのだろう



先が見えないからか



コロナとか関係無しに



長生きできるといいな



せめてあと22年くらいは























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歌うネズミと暮らす日々 [非労働日]

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 僕はその日、生活必需品の副作用でいつにも増してぼーっとしていて、しばらくの間、歌声自体に気が付かなかった。


 「ああ、なんか音楽が流れてる」とぼんやり気付くことができたのは、その曲がかつて自分が作った曲とそっくりだったからだった。


 (後から思うと、歌詞は完全に別物で、メロディーやコ-ド進行も細かい部分が違っていた。多分。)


 もしもそれがThe BeatlesだったりGorky's Zygotic MynciだったりYoussou N'Dourだったりしたら、もう少し気付くのが遅くなっていて、そうしたらおそらくその歌声は僕が気付くより先に消えていただろう。それ程にその歌声はその時の僕が認識している周囲の風景と一体化していた。フランチャイズの喫茶店で流れる無個性なJazzのように。


 (どうして人間はこのように無意味で蛇足的な比喩を好むのだろう。)


 「・・・あれ?なんで自分しか知らない曲とそっくりな曲が?」
そう思って歌声の聞こえる方を見ると、ネズミがいた。


 かなり可愛かった。


 そのまま一ヶ月が経過した。


 僕はその日、約25年振りに爽やかに目覚め、目覚めた瞬間には笑顔になっていた。


 なんて素晴らしいことだろう、生きている間に再びこんな目覚めを体験できるなんて。


 この日のこの目覚めを決して忘れぬよう、僕はPCを立ち上げ、WPS Writerを立ち上げ、以下の文章を打ち込んだ。


 僕はその日、サイレースの副作用でいつにも増してぼーっとしていて、しばらくの間、歌声自体に気が付かなかった。


 「ああ、なんか音楽が流れてる」とぼんやり気付くことができたのは、その曲がかつて自分が作った曲とそっくりだったからだった。


 (中村一義だったら知らぬ間に耳を塞いでいた。多分。)


 もしもそれがThe Velvet UndergroundだったりAphex TwinだったりCaustic Windowだったりしたら、もう少し気付くのが遅くなっていて、そうしたらおそらくその歌声は僕が気付くより先に消えていただろう。それ程にその歌声はその時の僕が認識している周囲の風景と一体化していた。フランチャイズの喫茶店で流れる無個性なJazzのように。


 (どうしてインテリはこのように無意味な比喩を好むのだろう。)


 「・・・あれ?なんで自分しか知らない曲とそっくりな曲が?」
そう思って歌声の聞こえる方を見ると、ネズミがいた。


 かなり可愛かった。


 そのまま二ヶ月が経過した。


 僕はその日、約二ヶ月振りに爽やかに目覚め、目覚めた瞬間には笑顔になっていた。


 なんて素晴らしいことだろう、生きている間に三度もこんな目覚めを体験できるなんて。


 この日のこの三度目の目覚めを決して忘れぬよう、僕はPCを立ち上げ、Word 2025を立ち上げ、以下の文章を打ち込んだ。


 僕はその日、依存気味のアルコールの副作用でいつにも増してぼーっとしていて、しばらくの間、歌声自体に気が付かなかった。


 「ああ、なんか音楽が流れてる」とぼんやり気付くことができたのは、その曲がかつて自分が作った曲とそっくりだったからだった。


 (星野源だったら間違いなくタヒねと呟いていた。間違いなく。)


 もしもそれがRichard D.JamesだったりMonkey D. LuffyだったりYoussou N'Dourだったりしたら、もう少し気付くのが遅くなっていて、そうしたらおそらくその歌声は僕が気付くより先に消えていただろう。それ程にその歌声はその時の僕が認識している周囲の風景と一体化していた。フランチャイズの喫茶店で流れる無個性なJazzのように。


 (どうして物書きもどきはこのように無意味な比喩を好むのだろう。)


 「・・・あれ?なんで自分しか知らない曲とそっくりな曲が?」
そう思って歌声の聞こえる方を見ると、ネズミがいた。


 かなり可愛かった。


 そのまま30年が経過した。


 完全なるオリジナル以外は全て剽窃と見做されるこの素晴らしきSF無し時代に至るまでにネズミは何度も代替わりをしていた。


 でもその日の僕はプロペシアの副作用でぼーっとしていて、しばらくの間、歌声自体に気が付かなかった。











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美しさを求めていたり求めていなかったり [労働日]

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膨らんだ期待に竹串を突き刺すように


突き刺した竹串で鳥を燃やすように


燃やした鳥をタレに絡めてさらに塩コショウを振るように


自然由来の煙を吸いながら裏打ちを続ければレゲエができるように


韻を踏んで語呂を良くすればみてくれの良いポエムができるように


東京に住めば東京のおかしさが身近になるように


名古屋に住めば名古屋の住みやすさがわかるように


ようにようにと繰り返していればなんとなく文体が出来上がったような気になるように


そんな気にはならないように


命が命の上にできていて命の下に命があるように


天皇の歴史が二千年にも満たないように


二千万の債務を百万にまで減らせるように


1000のタンバリンがチョイ悪イケメン風の爺になるように



グレイシー一族を桜庭が破ったように


クレイジークレイジーと言っていた人が全くクレイジーではなくなるように


ファックシットと言っていた人が3人の子に囲まれて笑顔で写真に納まるように


最期は棺に納まるように


鼻などの穴に栓を詰めるように


時が過ぎて今心から言えるあなたに会えてよかったねきっと私と言えるように


心の底からきっとと言えるように


はっきりと見えるおぼろげな夢のように


心に影を許すように


ゆっくりと消えてゆく色の無い日々のように


はっきりと見える離れてゆく人のように


心が影を許すように


光が空に流れるように


痛みが腕に溢れるように


過ぎてしまった時間と言ってしまった言葉が温もりを壊すように


おまけに誰も傷つけない写真を添えるように


よくわからない長い料理名にパセリを添えるように


膨らんだ期待に竹串を突き刺すように
突き刺した竹串で鳥を燃やすように
燃やした鳥をタレに絡めてさらに塩コショウを振るように
自然由来の煙を吸いながら裏打ちを続ければレゲエができるように
韻を踏んで語呂を良くすればみてくれの良いポエムができるように


そんな風に生きていけるように
































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