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奪われた時間と奪ったもの [非労働日]





23年前、冷静に事実のみを勘案して、自分は明らかに奪われたのだと思い至りこの曲を作ったのだけど


それから23年経った今、果たして彼らは奪ったつもりだったのだろうかと考える


彼らとは、間違いなくあいつとあいつとあいつ


トラウマだとかレイプだとかの話には、「加害者が忘れ(られ)ても被害者は忘れられない」という事実が付きまとう


同じで、自分は今でも何一つ忘れられない


では、彼らには「奪った」という自覚があったのか?


そこに思いが至る


時計を巻き戻す


彼らの一人は泣いていたし、また一人は「お帰り」と言っていたし、また一人は本当に忘れてしまっているように思える


泣いていた一人と「お帰り」と言った一人の気持ちは今ではわからなくもない


最後の一人には「お前散々殴っただろ」という気持ちが消えない


自分が被害者だったことには変わりがない


でも、もしかして、「加害者」にとっては自分が「加害者」だったのでは?


行き詰る


「君の作る曲はきつい」と言われたことが何度かあった


いや、でも事実を書いただけだし、そんなこと関係なく良いメロディーでしょ?よい編曲でしょ?と思ってた


でも、自分が思っている以上に「きつい」歌詞なのかもしれないと


その可能性に辿り着いた


目的は今でも変わらず、とにかく良い曲を、綺麗な曲を作りたいと


では、その綺麗な曲に相応しい歌詞を、自分は書いたのかと


そんなことを思うようになってきた


でも今更歌詞は変えられない


被害妄想などでは絶対に無い


その思いはおそらく一生変わらない


では、その歌詞が人にダメージを与える可能性は??


間違いなく大きい


一人はおそらく何も言えなくなるくらいの悲しさに包まれるだろうと


その時、自分は間違いなく「加害者」になる


表現って難しい


「人を傷つけない漫才」にメチャクチャ惹かれてる


同じように、「人を傷つけない曲」を作りたいといつも思ってきた


でも、それでできた曲が人を傷つけてきたかもしれない


ゼロ


いや、マイナス


マイナスだったのか


一生悩み続けるんだろうと思う













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コロナ   カラス     カラス         コロナ [非労働日]

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「明日、春が来たら」という曲を、23年前、高校一年生の時に聴いた


自分に明日春が来ることなんてないのだろうなと思った


23年経って、もちろん明日春が来たことはなかった


季節は移ろうものだから


青春で許せるのであれば、キリがないでしょう


おっさんだって恋をするのだから


カメラの前で









遠くにガラガラのお店が見える


何の店かはわからない


わからなかった


もうすぐ不惑を迎えるというのに


という言葉を今までに何度聞いてきたか


それがとにかくわからなかった


幾つまで生きられるかはわからない


なので、できれば2000年は生きたい


杉の木がそれくらいは生きられるんだから、自分だってそれくらいは生きたい


1950年くらい暇な時間を過ごしたい


雑な時間を過ごしたい


それくらいの時間が確保されているのなら、明日からは早起きできるかもしれないから


50年は忙しく生きねばならないのだとわかったならば


自分にとっての当たり前が、23年前とは随分違うようになってしまった


なんで?


なんで?



なんで?




なんで?




メロディーは尽きない


言葉も幾らでも合わせられる


多分、10年後でも、1949年後でも


なのになんで?


何も思い浮かばない


君が怖い


あなたでもいい


とても怖い


とにかく怖い


これは春じゃない


どの季節でもない


次の春は40回目になるのだけれど


自分に春が来たことなんか一度もなかったのだと


これはポエムじゃない


自分は詩人じゃない


詩を作ることが大嫌い


本物の詩を作ることができるのはもっと現実しか見られない人たちだから


もっと現実を見ようよ


やれやれ









君には会いに行けない


18年振りに再開した友人は音信不通になった


首を傾げすぎなくらい傾げて毎日考えてみたんだけど



23年前より遥かに無邪気になれていることがとても嬉しかったんだけど


それがダメだったらしい


こんなに生きるの楽になったのに


カラ笑いでも愛想笑いでもなんでも、とにかく楽しければいいと


酒を片手に、ようやく悟りを開いたような気になっていたのに


今更戻れないっての


凹む


とにかく凹む


もうすぐ不惑を迎えるというのに


あっ





















ムクが死んで8年が経過したのに未だに骨壺とお別れができない


庭にはシンボルツリーがあって、骨を埋めるならそこしかないのに


骨壺の蓋を開けられない


どうしても開けられない


どうしよう


下手したら先に逝ってしまう


 






















あと25年くらいは頑張りたい


波風立てずに


でも無理なんだろうな


風が吹けば波は立つからねえ


だとしたら、魂の行く先は、































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歌うネズミと暮らす日々 [非労働日]

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 僕はその日、生活必需品の副作用でいつにも増してぼーっとしていて、しばらくの間、歌声自体に気が付かなかった。


 「ああ、なんか音楽が流れてる」とぼんやり気付くことができたのは、その曲がかつて自分が作った曲とそっくりだったからだった。


 (後から思うと、歌詞は完全に別物で、メロディーやコ-ド進行も細かい部分が違っていた。多分。)


 もしもそれがThe BeatlesだったりGorky's Zygotic MynciだったりYoussou N'Dourだったりしたら、もう少し気付くのが遅くなっていて、そうしたらおそらくその歌声は僕が気付くより先に消えていただろう。それ程にその歌声はその時の僕が認識している周囲の風景と一体化していた。フランチャイズの喫茶店で流れる無個性なJazzのように。


 (どうして人間はこのように無意味で蛇足的な比喩を好むのだろう。)


 「・・・あれ?なんで自分しか知らない曲とそっくりな曲が?」
そう思って歌声の聞こえる方を見ると、ネズミがいた。


 かなり可愛かった。


 そのまま一ヶ月が経過した。


 僕はその日、約25年振りに爽やかに目覚め、目覚めた瞬間には笑顔になっていた。


 なんて素晴らしいことだろう、生きている間に再びこんな目覚めを体験できるなんて。


 この日のこの目覚めを決して忘れぬよう、僕はPCを立ち上げ、WPS Writerを立ち上げ、以下の文章を打ち込んだ。


 僕はその日、サイレースの副作用でいつにも増してぼーっとしていて、しばらくの間、歌声自体に気が付かなかった。


 「ああ、なんか音楽が流れてる」とぼんやり気付くことができたのは、その曲がかつて自分が作った曲とそっくりだったからだった。


 (中村一義だったら知らぬ間に耳を塞いでいた。多分。)


 もしもそれがThe Velvet UndergroundだったりAphex TwinだったりCaustic Windowだったりしたら、もう少し気付くのが遅くなっていて、そうしたらおそらくその歌声は僕が気付くより先に消えていただろう。それ程にその歌声はその時の僕が認識している周囲の風景と一体化していた。フランチャイズの喫茶店で流れる無個性なJazzのように。


 (どうしてインテリはこのように無意味な比喩を好むのだろう。)


 「・・・あれ?なんで自分しか知らない曲とそっくりな曲が?」
そう思って歌声の聞こえる方を見ると、ネズミがいた。


 かなり可愛かった。


 そのまま二ヶ月が経過した。


 僕はその日、約二ヶ月振りに爽やかに目覚め、目覚めた瞬間には笑顔になっていた。


 なんて素晴らしいことだろう、生きている間に三度もこんな目覚めを体験できるなんて。


 この日のこの三度目の目覚めを決して忘れぬよう、僕はPCを立ち上げ、Word 2025を立ち上げ、以下の文章を打ち込んだ。


 僕はその日、依存気味のアルコールの副作用でいつにも増してぼーっとしていて、しばらくの間、歌声自体に気が付かなかった。


 「ああ、なんか音楽が流れてる」とぼんやり気付くことができたのは、その曲がかつて自分が作った曲とそっくりだったからだった。


 (星野源だったら間違いなくタヒねと呟いていた。間違いなく。)


 もしもそれがRichard D.JamesだったりMonkey D. LuffyだったりYoussou N'Dourだったりしたら、もう少し気付くのが遅くなっていて、そうしたらおそらくその歌声は僕が気付くより先に消えていただろう。それ程にその歌声はその時の僕が認識している周囲の風景と一体化していた。フランチャイズの喫茶店で流れる無個性なJazzのように。


 (どうして物書きもどきはこのように無意味な比喩を好むのだろう。)


 「・・・あれ?なんで自分しか知らない曲とそっくりな曲が?」
そう思って歌声の聞こえる方を見ると、ネズミがいた。


 かなり可愛かった。


 そのまま30年が経過した。


 完全なるオリジナル以外は全て剽窃と見做されるこの素晴らしきSF無し時代に至るまでにネズミは何度も代替わりをしていた。


 でもその日の僕はプロペシアの副作用でぼーっとしていて、しばらくの間、歌声自体に気が付かなかった。











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37歳になる前後の記録(修正版) [非労働日]

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(堀川の)ヘドロで埋まった心は いつまでも川の底に沈んでいる

足掻きながら生きてみたけど 人生に もう 満足してきている


神様に願うこともなく

ウィルスの住み着いた肝臓と クスリで騙している頭は

いずれ身体を縛るだろう


散文が好きで

音楽が大好きで

いつか そこに溶けていけたら


笑いながら振った手で 君は何を温めるの

扉は何時でも開くよ

鍵は さっき溶けて消えたから


(堀川の)ヘドロに染まった心は何時だって楽なほうに逃げる

ハキハキと話していたいのに バキバキに折れた枝のよう


六弦の音がズレていて

歪な響きに癒されたり

崩すために積んだ積み木を 一二の三で蹴り飛ばしたり


傷みが必要な価値のない戯言を

いつか 余所に追い出せたなら


泣きながら笑った君の その声は とても澄んでいて

僕は ただ 狼狽してしまう

僕は ただ 狼狽してしまう


3と7を足したら自由になる
(3+7=10)

九年に一度だけできる言葉遊び

人生で三度目の記念に

この次は46になる

その次は55になる

その次は64になる

When I'm sixty-four.






























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夏の午後 [非労働日]

 

 

<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm27575541">【ニコニコ動画】【NNIオリジナル曲】「夏の午後」 【青春ではなくドナドナ的な俗物】</a>

 

 010629 夏の午後(モノクロ).jpg

 

スリーコードの疑心暗鬼に倒錯したジュリエットが「私を救いもできないのに私以外の誰かに一瞬でも惹かれたというのなら私の心からその手を放せ。」と叫ぶような、救いようのないゲスいお話。

 

--------------------------------------------------------------------------------------------

 

2001年6月29日、20歳のとき、5分で作詞し5分で作曲したやつです。

見ての通り、ドナドナを歌詞の下敷きにしてます。

演奏は当時のものです。

歌声を録った日は結構な風邪を引いてて喉がガラガラでした。ちょっとしんどかったです。 

 

--------------------------------------------------------------------------------------------

 

こないだの「まぼろし(love forever, live forever)」もそうですけど、最近、昔作った曲を、再発掘というか、最低限聴けるレベルにまで修復するという作業を行ってます。

 

この作業を始めたきっかけは、音楽経験ゼロの状態で今年の4月に音楽の専門学校に入学して、毎日DTMを学んでいる、今度19歳になる友人(約10年前、バイト先で出会ったパートさんの息子さん)(出会った当時は小3か小4だった)が、僕の曲を聴いてみたいと言ってくれたことで、そして実際にこの作業を日々ちょこちょこと続けている最大の理由は、もちろんその友人にちゃんとしたものを聴かせたいからというのも大きいんだけど、それよりも何よりも、この作業を始めるにあたってたくさんの過去曲を聴きかえした時に、こいつらを、自分が心血注いで作ったこの曲たちを、できる限りあるべきかたちにまでもっていってあげたいと思ったからだったりします。

 

今となっては時代遅れな曲だったりするかもしれないけど、でもそんなこと以前に、とにかく自分の歌声が酷過ぎて、それですべて台無しになってしまっているなあと。

 

演奏とか編曲は今でもじゅうぶん聴けるものが多いんだけど、というかむしろ歳取った今聴き返すと「なんだこれ、なんでこんな曲構成や歌詞や編曲思いついたんだ、絶対今じゃできないぞこれは」等々とびっくりしたりするんだけど、 しかしそれらも歌声の酷さがかき消してしまう。

 

もったいない。

 

モッタイナイー。 

 

この曲たちも、これを作った当時の自分も、あまりにも不憫。

 

かといって、今の環境で歌声を録り直すのは非常に困難。

 

ではどうしたものか。

 

う~ん。

 

う~ん・・・。

 

(ポクポクポクポクポクポクポクポク。) 

 

・・・あ、そうだ。

 

(生産が禁止されそうな白熱電球が脳内ピコーン。) 

 

今あるPCと技術で歌声を修復すればいいんだ。

 

それがうまくいけば、本来あるべきかたちの8割くらいのところにまでは近づけてやれるかもしれない。 

 

決定。

 

じゃあ早速MTR引っ張り出して始めよう。

 

・・・とまあ、そんな感じです。 

 

 

 

作業自体は今年の9月から始めておりまして、現在十数曲修復がほぼ完了しておるのですが、素人動画全盛期を迎えているこのご時世、なんとなく自分の曲も動画にもしておきたいなーという気持ちもあり、そしてその作業にまた思いの外時間がかかるということもあり、その十数曲で修復作業はいったん中断しております。

 

が、動画にするしないに関係なく、公共電波空間に晒す晒さないに関係なく、基本的に自分の中で修復する価値があると思える曲は全て修復しようと思っております。

 

で、修復結果、聴くに堪え得るものだと判断したら、動画にしてこのブログにどんどん晒していこうと。

 

このブログは僕のものであり僕の脆くてボロい楼閣であり、人に迷惑をかけないレベルでの独善的行為がソネットと僕によって許可されている場所でもあるので、 ここにどんどん晒していこうと。

 

そう、全ては自分のため。

 

F にはならないが自慰にはなるかもしれない。

 

わかりにくくてつまんないジョークで終了。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・あ、そうそう、上記のDTMをがんばってる友人ですが、彼がそもそもDTMをやりたいと思ったのは、僕があげたいろんな曲を詰め込んだCDを聴いて衝撃を受けたのがきっかけだそうで、それを聴いたとき、あたしゃ嬉しくて嬉しくて涙ちょちょぎれそうになりましたよ。

 

自作曲では目標としていた場所まではとても到達できなかったけど、そんな自分でも後世に残してゆけるものがあるんだなあと。

 

 

 

昔々、こんな歌詞を書いたことがあります。

 

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音楽には力がある 大きな 小さな 力が

 

それが 僕のものでなくてもいい

 

僕の音楽なんかじゃなくていい 

 

-------------------------------------------------------------------------------------------- 

 

もちろんできれば僕の音楽だと嬉しかったんですが、音楽には、本当に本当に力があるんですよ。

 

大きな、小さな力が。

 

それはきっと、人類が滅びるまで変わらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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まぼろし(love forever, live forever) [非労働日]

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<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm27393273">【ニコニコ動画】まぼろし(love forever, live forever)</a>

 

 

作者は作品に対してあまりああだこうだと言うべきではないと思うけれど、この曲に関しては若干の説明が必要だと思うので、以下補足 

 

 

 

・この曲を作ったのは2001年2月、20歳の時

 

・当時、「間違い探し」というろくでもない曲を作っていたんだけど、作詞に行き詰って­、ちょっと気分転換したほうがいいかもと思い、息抜きのために作ってみた小曲だった

 

・息抜きってことで、試しに「将来がこんな感じになったらいいだろうなあ」と漠然と考­えてたことをぱぱーっと言語化して歌詞にしてみたんだけれど、「いやいやこんなことは­ありえんわ、ないわ」というのが率直な感想だったので、タイトルも適当でいいや、「ま­ぼろし」とかでいいやと思って、「まぼろし」になった

 

・なので、当時の自分にとっては夢物語以上の意味はない曲だったし、自分の曲なのに感­情移入も全くできなかったけど、それでいいやってことでこの曲はいったん終了した

 

(・ちなみに歌声も演奏も当時のもの)

 

・数年後、ムクと暮らすようになり、間もなく同居人に揃って追い出され、ムクと僕は一­蓮托生になり、やがて完全な家族になった

 

(・幼少期からずっといろいろとややこしかった僕にとって、ムクは初めて「家族」と思­える存在だった)

 

・さらに数年後、ムクと二人暮らしをしているとき、所用のためこの曲をICレコーダー­で録音していたら、ムクが邪魔をしてきた

 

・全くもうと思いながらその録音を聞いてみると、絶妙なタイミングで鳴き声が入ってい­て、以来、この曲はその鳴き声ありきの曲になり、気付けば自分にとってとっても大切な­曲、「ムクと僕の曲」になっていた

 

・同時期、歌詞に「まぼろし」以上の意味と願いを込めたいと思うようになり、英語の副­題を付けた

 

・赤面ものの副題だけど、他に適当な言葉が全く見つからなかった

 

・その後、いろいろなことがありながらもムクとの暮らしは続き、ムクはずっとずっと大­切な家族だった

 

・ムクと暮らし始めたとき、「絶対にムクの最期を見届ける」と決めていた

 

・2012年6月21日、ムクは僕の目の前で静かに息を引き取った

 

・それから三年余りが経過し、先日、PCで曲を少し修正した

 

・そこに改めてムクの鳴き声を重ね、ムクの写真と歌詞を重ねて動画にした

 

 

 

                                                  以上 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~つきなみだ(仮称)さんへ~

 

まず、コメントに対する返事ができないままになってしまっていて本当にすみません・・・。

時間と精神的余裕ができたときにじっくりゆっくり書こうと思っていたのですが、どっちもあんまりできなくて、結局返事ができないまま、なんとまあ、9ヶ月が経ってしまっていました・・・。本当にすみません・・・。

(てか9ヶ月て・・・。さっき日付確認してびっくらこいた・・・。 )

 

本はまだ入手できていませんが、数年以内には必ず読むつもりでおります。 

そして祝福コメント、本当にありがとうございました!

結婚だとか息子だとか、35歳になったというのに正直いまだに変な感じがするというのが本音ですが、でも息子はすくすくと成長していて、息子と過ごす時間も非常に楽しくて、それはとてもとても素敵なことだと思っています。 

 

で、この曲に関する話なんですが、大昔、この曲を「ギターポップ」と言ってくださったことや、ムクがにゃおにゃお言ってるのが最高だといってコラボしてくださったこと、 あの頃のつきなみだ(仮称)さんの言葉やつきなみだ(仮称)さんとのやりとりが、自分の中で今でも特別なものになっています。

自分で自分の曲がどうなのかっていうのは、正直どれだけ時間が経ってもわからない部分が大きいので、あの頃のあれらの出来事がなかったら、この曲は自分以外の人にとっては大したものじゃないんだなと判断して、埋もれたまんま、表には出さないままで終わりにしていたと思います。

(もちろん、「ムクと僕の曲」であることには変わりはないので、こういう形で動画にするまではやったかもしれないですが。)

が、 あの頃のあれらの出来事があったから、また改めて曲をいぢいぢしてみたり、こうしてブログに晒したりしてみようという気持ちになれました。

 

文章のまとめ方がうまく見つからないんですけど、とにかく、つきなみだ(仮称)さんには本当に本当に感謝しています。

コメントも、あの頃のあれこれも、本当に本当にありがとうございました。

よかったら聴いてみてくださいね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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You'll learn much more than I'll ever know. [非労働日]

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2014年3月18日午後1時51分 

 

妻のお腹の中からこの子がズルルっと出てきた瞬間

 

それから間もなくこの子がおぎゃあおぎゃあと産声を上げた瞬間

 

僕はなんだか泣いてしまいましたよ

 

 

 

それからまた間もなく胎盤が出てきて

 

この子も胎盤もとってもグロテスクなのにとてつもなくとてつもなく綺麗で

 

妻とこの子を繋いでいたへその緒はその後間もなく白くなって 

 

翌日には乾いてしまって

 

これが何年も何年も想像していた「自立」なのかと

 

今自分は何年も何年も想像していた「自立」の瞬間を目の当たりにしているのだと 

 

そうなんだなあと

 

 

 

高二のときに日記をつけていた時期があって

 

それはもうあらゆる意味で痛い痛い日記で

 

その中には当時の自分がとても濃密に凝縮されていて

 

曰く、「家族がほしい」と

 

「早くここを出て、結婚して、子どもが生まれて、そんな『普通』がほしい」と

 

「いや・・・」とか「でも・・・」とかの迷いの言葉が前後に並びまくるんだけど

 

「やっぱり家族がほしい」と

 

「子どもがほしい」と 

 

殺意の直後に、その殺意と等しい重みを持ったそんなありふれた願望が綴られていて

 

だいぶ歳をとってそんなあほな殺意もとっくに枯れた自分は、「結局自分が殺したかったのは自分なんじゃね?」とかいうしょーもないことを思ったりもするけれども

 

 

 

なにはともあれそれから17年近く

 

あのときの自分の2倍の人生を歩んだ僕は、とうとうその願いを叶えたのでした

 

 

 

24時間以上も、こんなのほんと死んじゃうことだってありうるんじゃないかと思ってしまうような痛みに、絶対に自分だったら耐えられない痛みに耐えて、必死でこの子を産んでくれた妻には、本当にありがとうと

 

ありがとう、ありがとうと

 

全て横で見ていた自分には、それしかもう言葉が浮かびません

 

 

 

これからはもう、僕の人生においてさえ僕は主役なんぞではなくなるわけで

 

それがもうこの上なく嬉しくて嬉しくて

 

少し寂しくて

 

でもそれよりなによりやっぱりもうほんと不思議な感じだよなあと

 

間違いなくこの子は自分の子なんだけどそれがもう不思議で不思議で仕方がないなあと

 

生まれてくれてありがとうと思いながらも早くもやはりこんな父親でごめんよと思ったりもしている

 

そんななう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・あ、一番肝心なことを書き忘れてた。

 

こういうこと言うとどうしても誤解を生じてしまうとは思うんですが、この子は、ムクが男の子になって戻ってきてくれたんだと思ってます。

 

 

 

 

 

 

はじめまして、ゆうくん。

 

これから、お互いにとってとてもとても長い時間が待っているけれども、どうぞよろしくね。 

 

そして、お帰り、ムク。

 

二つのかけがえのないいのちに出会えて、僕はとても嬉しいよ。

 

本当に本当に嬉しいよ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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あの花だっていつかは枯れるんだろうと [非労働日]

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あるいは、遠くからしか見えないからいつまでも綺麗なままに見えるんだろうと

 

近くで見たら、枯れ始めの亀裂が無数に走っていて、それを見たらきっと安心するんだろうと

 

早い話が、こんなのすべて幻想なんだろうと

 

荒い解像を脳が勝手に補完してしまうんだろうと 

 

すべては宇宙のお話のようなもんなんだろうと 

 

改めてそう気づいて、あっさりと失望する自分をひたすら待っていたんだけれど 

 

いつもいつもそう思い込もうとしていたんだけれど

 

それで日々をごまかしていたんだけれど

 

ごまかしているつもりでいたんだけれど

 

 

 

やっぱりごまかしはごまかしでしかなくて

 

 

 

近くで見た瞬間、無駄に複雑な思考回路はあっという間に瓦解して 

 

少なくとも自分が死ぬより前にあの花が枯れることはどうやらないらしくて

 

亀裂があろうと引き攣れがあろうとあの花は綺麗なままであるらしくて 

 

むしろ亀裂や引き攣れがあるほうがより綺麗になるらしくて 

 

それどころか、たとえ枯れてしまっても、その枯れ果てた姿はとてつもなく綺麗であるらしくて

 

美しくて美しくて

 

眩しくて眩しくて

 

もう目を逸らすことすらできなくなるのだと

 

 

 

僕はいつまでたってもそんな風にできていて

 

それはきっと64歳を超えても変わることはなくて

 

結局、僕の変化が僕の閾を僕の範疇を超えることなんて無いのだと

 

 

 

もちろんそんなことは心の奥底のほうではとっくの昔にわかっていたんだけれど

 

拒絶

 

拒絶

 

(なんて卑怯な言葉) 

 

拒絶しようとして 

 

なんとか拒絶できていて

 

嘘だけど拒絶できていて 

 

それでなんとか今までやり過ごしていたんだけれど

 

そろそろ拒絶を拒絶するしかないところまで来てしまっているみたいで

 

(なんて卑怯な態度) 

 

でも自分には最早どうしようもなくて

 

どうしようもなくて 

 

いつまでも胸を掻き毟りながら生きていくしかないのだなあと

 

そんなあほな自分に相応のちゃちな絶望をいつまでも抱えながらやっていくしかないのだなあと

 

そんなことに気がついて

 

とてもとても悲しい気持ちのまま

 

近くでずっと眺めてた

 

杖なしで

 

卑下もせず 

 

 

 

こんな改行ポエム風ブログに価値なぞ芥ほども無く

 

芥を引き合いに出すのが芥に失礼なほどに価値なんて無くて

 

たぶんこれは煙草の煙のような類のもので

 

ふうっと溜め息一つつくたびに宙に舞い

 

かたちを変えながら漂って

 

拡散されて消えてゆく

 

そしてあとには癌だけが残り

 

そこにはもう美しさなんてほんの少しも残っていなくて

 

この癌の根本にはあの花の美しさがあったのだと

 

あの枯れない花がこの癌を作ったのだと

 

作ってくれたのだと

 

この癌こそがあの花が確かに存在した証拠なのだと

 

とてもとても悲しい気持ちのまま

 

とてもとても温かくて大きな大きな球体に包まれて

 

軽く苦笑しながら果てる

 

 

 

そういう可能性が一番高いのかなと

 

そんなことをなんとなく思った

 

遠い昔のつい此間に

 

 

 

全方位に優しさをぶちまけたい

 

過剰なまでの優しさを

 

同じようなことを何度か言ったことがある気もするけれど 

 

やっぱり僕はそんな風に生きていきたい

 

でもたぶん無理なんだろうな

 

 

 

過去の栄光にすがるなどというおぞましい考えが一瞬頭を過ぎることもあるけれど

 

そんなに考えるまでもなく過去に「栄光」なんて無くて

 

せいぜい一升瓶で自分の鈍感な頭を108回叩いて南無ーって遊んだ程度のエピソードしかなくて

 

つまるところ、単純に中年独特の加齢臭たっぷりの自我の発露だったりするのかもしれない

 

とか思ったりもして 

 

 

 

そうして、僕は、これからもずっと、どんどん無言になってゆくんだろうと

 

たくさんの人たちの中で、ふとしたきっかけで汗だくになりながら

 

 

 

想像と、小さな小さな宇宙の終わりを迎えるにあたって

 

なんと、僕には何よりも杖が必要だったのでした

 

そんなありふれたお話 

 

 

 

 

それでも生きる価値だって無いわけではなく

 

少なくとも死ぬ価値なんかに比べたら

 

それはもう途方もなく大きかったりする

 

猫の目に映る人間ほどに 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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テステステステステステステステス(一発勝負のクソ遊び) [非労働日]

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気が狂った気が狂った気が狂った気が狂ったトチ狂ったトチ狂ったトチ狂ったトチ狂った気が狂ったトチ狂ったこっちに来いこっちに来い知らねえ知らねえ土地勘が無い気が気じゃない気が気じゃない明日明日遊びに行こう遊びに行こう遊びに行こう朝ご飯年越し年越し大車輪大車輪鉄棒で大車輪大車輪大車輪大車輪花が開いた花が咲いた花が咲いた花が咲いた花が咲いた花が咲いた綺麗綺麗綺麗綺麗ジェノサイドジェノサイドジェノサイドジェノサイドジェノサイドジェノサイドカニバリズムカニバリズムカニバリズムカニバリズム人の肉は不味いらしいキノコキノコキノコキノコキンキキッズキンキキッズキノコキノコキノコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディストーションのVST見つけて落として久々にギター弾いてみたりしちゃったと思ったらこんなだよこんなのばっかだよろくにリズムも合わないよなんか異様に音の抜けも悪くて自分が何言ってるのかも聞き取れないしああちきしょう 

 

 

 

 

あーつまんなーいー

 

 

 

ああー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ( ´ ▽ ` )ノ<皆様良いお年を~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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社長御来宅(Reプー) [非労働日]

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先月終盤から病状だかなんだかいまだにようわからんアレらとしか呼びようのないアレらがなにやらちょっと思わしくない日々が続いており、お勤めを半分くらいお休みしてしまっておりましたところ、先週の木曜日、社長さんが僕の101号室に電撃訪問してこられまして、「今のおまえの状態だと、まずはその病気を治さんと、『正社員』は無理だ、明日から昼からでいいから来い、時給1200円」ということなどをおっしゃりまして、そんなこんなで社員歴半年にしてプーに降格(?)することと相成りました。

 

誕生日にFL STUDIOという素敵なものをいただいたし、しばらくは暮らしてゆける程度の貯金もできたことだしということで、正直、辞めて失業手当もらいながらゆっくりと今後の身の振り方でも考えようと思っていたのですけれども、「これ以上迷惑はかけられないので辞めさせていただきたいと考えてます」とも伝えたんですけれども、お言葉に甘えて、同じ設計会社でプーとして生き長らえさせていただくことと相成りました。

 

ちなみに、先週の木曜日の「明日」にあたる先週の金曜日は、これまたダメでお休みをいただきました。

 

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医者も自分に対しては最近適当になってきやがりましたファッキン。

 

どうせ生きるのならやっぱりまともに生きたいのだけれども。

 

あぁあぁあぁあぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーツで行くべきか私服で行くべきか

それが問題だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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