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夏の午後 [非労働日]

 

 

<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm27575541">【ニコニコ動画】【NNIオリジナル曲】「夏の午後」 【青春ではなくドナドナ的な俗物】</a>

 

 010629 夏の午後(モノクロ).jpg

 

スリーコードの疑心暗鬼に倒錯したジュリエットが「私を救いもできないのに私以外の誰かに一瞬でも惹かれたというのなら私の心からその手を放せ。」と叫ぶような、救いようのないゲスいお話。

 

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2001年6月29日、20歳のとき、5分で作詞し5分で作曲したやつです。

見ての通り、ドナドナを歌詞の下敷きにしてます。

演奏は当時のものです。

歌声を録った日は結構な風邪を引いてて喉がガラガラでした。ちょっとしんどかったです。 

 

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こないだの「まぼろし(love forever, live forever)」もそうですけど、最近、昔作った曲を、再発掘というか、最低限聴けるレベルにまで修復するという作業を行ってます。

 

この作業を始めたきっかけは、音楽経験ゼロの状態で今年の4月に音楽の専門学校に入学して、毎日DTMを学んでいる、今度19歳になる友人(約10年前、バイト先で出会ったパートさんの息子さん)(出会った当時は小3か小4だった)が、僕の曲を聴いてみたいと言ってくれたことで、そして実際にこの作業を日々ちょこちょこと続けている最大の理由は、もちろんその友人にちゃんとしたものを聴かせたいからというのも大きいんだけど、それよりも何よりも、この作業を始めるにあたってたくさんの過去曲を聴きかえした時に、こいつらを、自分が心血注いで作ったこの曲たちを、できる限りあるべきかたちにまでもっていってあげたいと思ったからだったりします。

 

今となっては時代遅れな曲だったりするかもしれないけど、でもそんなこと以前に、とにかく自分の歌声が酷過ぎて、それですべて台無しになってしまっているなあと。

 

演奏とか編曲は今でもじゅうぶん聴けるものが多いんだけど、というかむしろ歳取った今聴き返すと「なんだこれ、なんでこんな曲構成や歌詞や編曲思いついたんだ、絶対今じゃできないぞこれは」等々とびっくりしたりするんだけど、 しかしそれらも歌声の酷さがかき消してしまう。

 

もったいない。

 

モッタイナイー。 

 

この曲たちも、これを作った当時の自分も、あまりにも不憫。

 

かといって、今の環境で歌声を録り直すのは非常に困難。

 

ではどうしたものか。

 

う~ん。

 

う~ん・・・。

 

(ポクポクポクポクポクポクポクポク。) 

 

・・・あ、そうだ。

 

(生産が禁止されそうな白熱電球が脳内ピコーン。) 

 

今あるPCと技術で歌声を修復すればいいんだ。

 

それがうまくいけば、本来あるべきかたちの8割くらいのところにまでは近づけてやれるかもしれない。 

 

決定。

 

じゃあ早速MTR引っ張り出して始めよう。

 

・・・とまあ、そんな感じです。 

 

 

 

作業自体は今年の9月から始めておりまして、現在十数曲修復がほぼ完了しておるのですが、素人動画全盛期を迎えているこのご時世、なんとなく自分の曲も動画にもしておきたいなーという気持ちもあり、そしてその作業にまた思いの外時間がかかるということもあり、その十数曲で修復作業はいったん中断しております。

 

が、動画にするしないに関係なく、公共電波空間に晒す晒さないに関係なく、基本的に自分の中で修復する価値があると思える曲は全て修復しようと思っております。

 

で、修復結果、聴くに堪え得るものだと判断したら、動画にしてこのブログにどんどん晒していこうと。

 

このブログは僕のものであり僕の脆くてボロい楼閣であり、人に迷惑をかけないレベルでの独善的行為がソネットと僕によって許可されている場所でもあるので、 ここにどんどん晒していこうと。

 

そう、全ては自分のため。

 

F にはならないが自慰にはなるかもしれない。

 

わかりにくくてつまんないジョークで終了。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・あ、そうそう、上記のDTMをがんばってる友人ですが、彼がそもそもDTMをやりたいと思ったのは、僕があげたいろんな曲を詰め込んだCDを聴いて衝撃を受けたのがきっかけだそうで、それを聴いたとき、あたしゃ嬉しくて嬉しくて涙ちょちょぎれそうになりましたよ。

 

自作曲では目標としていた場所まではとても到達できなかったけど、そんな自分でも後世に残してゆけるものがあるんだなあと。

 

 

 

昔々、こんな歌詞を書いたことがあります。

 

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音楽には力がある 大きな 小さな 力が

 

それが 僕のものでなくてもいい

 

僕の音楽なんかじゃなくていい 

 

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もちろんできれば僕の音楽だと嬉しかったんですが、音楽には、本当に本当に力があるんですよ。

 

大きな、小さな力が。

 

それはきっと、人類が滅びるまで変わらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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