タバコ買ってきてよポーリー [非労働日]
200mgくらいのやつ
それでヤニクラパーティやろうよ
横にゴミ袋用意してさ
こめかみ指でこじあけなくていいよポーリー
ベゲタミン100錠ずつ飲もうよ
たぶんぎりぎり死にゃしないよ
バレーコードで踊ろうよポーリー
くだらねえ年賀状に火を放とうよポーリー
障害者手帳拾ってきてよポーリー
リタリンもらってきてよポーリー
たまにはブログらしいこと書いてみせてくれよポーリー
あんたにはもうがっかりだよ
新年最初のゴミを幼猫が漁ってたよ
泣き崩れたいよ
この戦場は平坦じゃないよ
あれはもう僕じゃないよ
僕だった何かだよ
そんな虚言に惑わされないでよ
言葉が消えてゆくよ
限界が擦り切れてゆくよ
遺跡の中にいるみたいだよ
次々と縁が切れてゆくよポーリー
そいつら全部僕のせいらしいんだよ
ちょっと疲れてきたよ
アイスランドに行ってくるよ
ごめんよ
写真を全部焼き払わないと [非労働日]
手紙を全部焼き捨てないと
たぶんこの震えは止まらない
どんどんどんどん加速してゆく
悪い予感は見事なまでに全て的中した
命くらい賭けておけばよかった
こんなに最悪な状況が見事なまでに揃ったことは人生の中で一度たりともなかった
数十m先の大切な人と面会することさえできない
精神病院の連中はテレカを預かることさえ許さない
お金が稼げる以外の素晴らしい要素は欠片も無い
だから生きていかなきゃならない
つとめて冷静に
ゆっくりとブレーキペダルを踏まなきゃいけない
きわめて慎重に
便器の図面なんか描いてる場合なのか分からない
とにかくこの震えを止めなきゃいけない
誰の邪魔もしないように丁寧に
一番ダメなのは自分じゃない
あらゆる意味でそうでなきゃならない
何一つうやむやにしちゃいけない
気持ちを背けちゃいけない
でないともうこれ以上ダメになる余地は無い
これ以上惨めになる余地も無い
こんな言葉はもう二度と綴っちゃいけない
こんな気分にはもう二度となっちゃいけない
「何かを残さなきゃ生きてるイミがないなんて そんなバカな話あるもんか」 [非労働日]
「生きててくれればいい」
「一緒にいられればいい」
「オレはもう それだけでいい」
そんなシンプルな言葉にやられていた今日この頃なのですが、そんな矢先(?)、iPod(iPaul)が壊れちまいました。
数週間前ややあってラックに投げつけたんですけど、おそらくそのせいだと思われます。
一緒にいられなくなっちまった。
自業自得。
今日、栄のアップルストアに持ってって一応見てもらったのですが、やっぱり修理不可能だそうで。
もちろんデータもパア。
iTunesに入れてた約600曲はまあなんとかなるけど、約1800曲くらいはパア。
(この一年半ほとんど曲入れしてなかったことが不幸中の幸い、なのかなんなのかようわからん。)
本体交換ならできるけど、お値段は¥29,800。
明日からのお仕事、地下鉄で片道40分(家からだと往復2時間足らず)かかるので、んでその時間を何もなしで過ごすのはちょっとしんどいよなあと思うので(地下鉄は景色も何もほとんどないし朝は込みまくってちょっとうるさいし、電車で本とか読むのも苦手)、特にお仕事に慣れるまでは少なくとも必需品だよなあと思っていたので、迷ったんですけど、iPod classic(iPaul2)を購入しました。
あの白色ずっしりバディにはものすごく愛着があったんだけど、とにかく明日は何かしら音楽聴きながら出勤できるものを持っていたかったので。
¥29,800で買える80GBタイプか¥42,000くらいする160GBタイプかも迷ったんですけど、次こそ投げつけない、次こそ一生添い遂げるくらいの覚悟でとかなんとかとも考え、160GBの方にしました。
(にしても、2年くらい前には60GBだったのが同じくらいの値段で160GBって、なんかすんごい話だよなあ。)
もちろんカードで一括で。
こうして経済的により自分を追い込めばどんなにしんどくてもお仕事辞めようがなくなるかなあなんて打算的なことも考えつつ。
さて。
以前コラボしていただいた方(仮)がたまたま名古屋(栄)にぶらりと一人旅でいらしているようだったので、ブツ(?)のこともあるし、もしよろしかったらお会いして少しお話しませんかとメイルしてみたところ、快くOKしてくださったので、iPod購入後、栄で初対面。
どぎまぎ。
細かい話は後にして、まずは二人で地下(街)へと。
いやん。
向かい合ってアイスティー飲みつつ、あんな話やこんな話を。
あはん。
濃厚な時間でした。
ばっふん。
この歳になるとこういうくだらんさぶいぼジョークはさすがに恥ずかしいです。
男同士でした。
やましいことなんぞ一つもありません。
中心は主に「感性」の話でした。
短い時間だったけど、ああいう話をできる人は本当にそういないので、すごく良い時間でしたよ本当に!!
(仮)さん(ととりあえず書いておきます。。。笑)、「ツナ~ツナ」含めて、本当にありがとうございました<(_ _)>。
なかなか難しいだろうけど、また機会があったらば是非ともイロイロとよろしくお願いしますね~。
あと、どっちでもいいっちゃあいいんですけど、めちゃくちゃ気が向いたら某さんにもよろしくです(笑)。
話は滅茶苦茶変わって。
とにかく覚悟を決めようと。
脱落しない覚悟。
ミクシやめようかなあとも思ってます。
先日、自分がログインしていなかったこの数ヶ月間のマイミクの方々の日記を読めるだけ読もうとしたら2時間くらいかかった挙句挫折して、中間を選べばいいことくらいはわかっているのに選ぼうとはしないいつも通りの自分に大した感情は抱かず、誰の批判でも否定でもなく、否定形の人生に対する嫌悪感でもなく、もちろんその逆でもなく、匿名性がどうたらとかでもなく、冷蔵庫の中でまで歩き回っている小アリの殺生や1~2日に1匹ペースで現われては虫取り網で外に放り出されるゴキブリや具体的な大きな悩みの数々や漠然とした小さな悩みの数々や相変わらず積み重なったままの未聴CDの山やラックに投げつけたiPodや酔っ払ったときに久々に書いたらしい言葉の酷さや無理矢理作ってみた打ち込みの酷さや6年振りくらいに歌った‘Where did you sleep last night?’の気持ち良さやエリザベス・フレイザーの恐るべき声の重なりやあの子が不安を忘れる一瞬やその瞬間自分の中に生まれる喜びや、そういった、確実に「周囲」と切り離してしまえるものごとと一番の収穫だった疲れとを比較したとき、どちらを重視すべきかなんてことは考えるまでもないことで、かといってそこで思考停止することは避けてもう少しだけ深く考えてみた結果残るのが、今の自分にはそれは必要ではない、自分は別に前に進もうとしなくても構わないという冷めた事実で、そこにはもう昔のような自虐的な要素もないし盲目的な願望の欠片もないし、ただ、今でも切れていない縁の数々がもうこれ以上は切れませんようにという、人としてたぶん当然の祈りがあるくらいで、僕はその祈りに見合うだけの行動を起こさなきゃいけないし、そのためには明らかにこの疲れは邪魔で、「足あと」を気にする自分なんかもっと邪魔でしかなくて、約1年前にミクシ日記をやめたときのようなマイナスな気分はないし、かといってもちろんそれら過去の一つ一つを僕は何一つとして忘れていないし、それでも切れてゆく脆い縁はもう仕方ないと冷静に考えることはできるようになったし、
この辺でたぶん一息入れるべきだよな。
一度は世に出て不特定多数の人たちからの洗礼を受けるべきだという考えは変わらないけれど、同時に、たとえ大切な誰かに全否定されたって絶対に譲れない自分の中の何かが一体何なのかくらいはもうほとんど解ってる。
全部とは言えないけれど、自分の作った曲の中のいくつかには潜在的価値があることは間違いないんじゃないかと思う。
今までの経験や感情を冷静に振り返ったうえで、自分が続けたいと思うことは自分が続けたいと思う限りは死ぬまででも続けていいと思ってる。
“Put me out of my misery.”なんて言葉に涙したいなんてことはもう全くといってよいほど考えない。
つまるところ、明らかにどんどん自分の綴る文章がつまらなくなってきた分、明らかに見極め感覚が鋭くなった。
今はたぶん停滞期なんだろうけれど、もしその停滞が死ぬまで終わらなかったとしてもそれはそれで構わないと思えるようになってきた。
‘Tom Courtenay (New Version)’みたいに、ほぼモノラルでも全部の音が聴き取れるくらいシンプルでも全然構わない。
もう、自分が仕入れるべき情報はたぶんほとんど仕入れることができた。
収拾がつかん。
とにかく、ミクシに関しては結構やめる側に傾いていたんですけど、ふと某サロンに参加していることを思い出して、あそこから離脱するのはものすごく嫌だしなんだかものすごく申し訳ないなあと思ったので、とりあえずもうしばらく様子を見ます。
んで、労働が忙しくてどうにも何にもできんようだったら、またそのとき考えます。
勝手に現状報告(?)でした。
とにかく、明日から。
6時半起床。
スーツ。
ワイシャツ。
ネクタイ。
革靴。
黒鞄。
設計事務所。
地下鉄で歌うメロディー。
誰かが知ってるメロディー。
おじいさんのために兎は死んだ。
寂しいからあの子は選んだ。
虚しいから彼女は壊した。
そんなことはわかってるのに。
受け流す器量と。
脱落しない覚悟。
なんとでもなればいい。
僕は死なないし。
ピョン吉:priceless [非労働日]
(Tシャツは¥700。)
タイトルとも写真とも全く関係ないんですけれども、お仕事が決まりました。
派遣ではあるけど、1年後くらいには正社員として雇う前提での採用だそうです。
人生本当に何がどう転ぶか分からないもので、設計会社。
髪もズバッと切ってみるもんだなあと。
(ほんと下手になったけど。)
昨日、「未経験からOKのautoCADのお仕事」とだけ紹介されて職場見学(という名の面接)に行ったんですけれども、その旨を社長さんに伝えると、「はっ?」という顔をされてしまいまして。
もちろん自分もその顔を見て「えっ?」という顔をしてしまいまして。
どうも、あくまでも業務の中でautoCADも使う、という感じでしかない感じで。
autoCADさえ何一つ分からないのに、設計の業務全般なんぞ何をか況やなのですが、やる気と前向きな姿勢を社長さんと部長さんが気に入ってくださった(!!)ということで、職場見学(という名の面接)から1時間後くらいにはほぼ採用決定のお電話をいただいて、さらにその数時間後に採用決定のお電話をいただいて、んで今日また連絡をいただいて、来週の火曜日からお勤め開始することとなりました。
(ちなみに、職場の見学は一切しておりません。)
もう完璧に何もかも未経験の分野な上に、ものすごく業績を伸ばしている会社みたいで、足引っ張りまくること&怒られまくること決定的なので、かなりびびりまくりです。
でもまあ、給料いただける(生きてゆける)と決まったからには、足手まといではなくなるようにできる限りいろんなことを吸収しまくって、繁忙期が終わる来年の3月まではとにかく何とか喰らいついて、で、余裕ができてきたら働きながらまた音楽のこととかあらためて考えよう、とか考えている次第です。
大切な人が死にかけて救急車で運ばれて警察沙汰にまでなって、精神病院に入院する方向で話を進めることになったり、しんどい要素は正直わけわからんほど多いのですが、とにかくここ踏ん張ります。
死んだって見事なまでに何の解決にもならない。
なら、重要なのはやっぱりユーモアとか機知だろうと。
無職 [非労働日]
実際にバイト辞めたのは先週なんですけど、派遣の契約としては8月いっぱいまでだったので、本日9月1日をもって、名実ともに無職になりました。
(ので、保険証の変更とか受給者証の書き換えとか何とかでまた保健所とか行きまくらなきゃなりませんたまりません。)
その関係で、この1~2ヶ月、特にこの数週間は本当にいっぱいいっぱい(この1~2週間で派遣登録含めて4回ほど面接に行ってきた)で、携帯のメールを返すのにさえ1週間近くかかってしまうというていたらくだったので、パソメールとか返していないままになってしまっている方々、できたらもうちょいお待ちくださいほんとすんませんほんとすんません<(_ _)>
とりあえず、今の感じで行くと、カーナビ情報を集めまくったりするお仕事か未経験からOKのautoCADのお仕事か家電販売のお仕事か、その中のいずれかということになりそうです。
ぎりぎりのじんせいを
あんな素敵な職場はもう望めないけれど、まずはとにかく生きていくために。
引っ越してから1年が過ぎました。
旧友と遊ぶとか、そういうことが一切無い夏でした。
2週間分のベゲタミンで丸二日眠ることもありました。
面接で、文章褒められたりいちゃもんつけられたりしました。
きせきてきなうんめいを
パートさんたちが送別会を開いてくれました。
総勢15人の大パーティ。
「あんたは辞めなくていいのに」とか「またおいでね」とかたくさん言ってもらえたし、泣いてくれる人もいたんだけど、そういうことひとつひとつがありがたくてたまらなかったんだけど、いろいろあって、もう自分の中ではこれ以上続けることはできなかったので、送別会の前日、羅より一週間先に辞めました。
ほんの少しだけでも現実逃避というか、あわよくば少し現実を忘れることができたらと思ったりして、急遽、昼神温泉というところに行きました。
人生初長野初信州。
思ってたより素敵な場所で、思ってたよりずっと楽しくて良い時間でした。
帰りのバスに乗る直前に仕事関係の電話が来てちょっとげんなりしたりもしたけれど。
また行きたいな。
金稼いだらまた行こうね。
本当はゲロにも行きたかった。
せめてチーズケーキのためだけにでも。
でも、もう無理なのかなあ。
あんなに当たり前だったのに。
やっぱりもう無理なのかな。
たぶんもう無理なんだろうな。
へんかはひじょうにゆるやかだったので
もうすぐ27にもなるのに、どうしたって音楽のことは頭から離れない。
ある程度以上安定した生活を送れるようになって落ち着いたらまたあらためて、とか、ふと気づいたら自然に考えてたり。
ひどく冷静に考えて、やっぱり自分は「まとも」じゃないようだなと。
「普通」を基準にした場合。
まずは何よりとにかく生きていかなきゃ。
橋の下に住んで空き缶集めて暮らす、なんてことにはならないように。
ムクもいるし。
神様って完成されたガラクタみたい [非労働日]
みすぼらしくて綺麗で役立たずなのに存在意義があって人を絶望に突き落とすことのできるほどのちっぽけな希望をちらつかせていて少し叩くと壊れるくせに消えなくて
なんか、やっぱりあまり自分は必要じゃないよなあとも感じる
周囲の人たち・身近な人たちにとってではなくて、もっと大きななにものかにとって
ここ読み返してもほんとにつまらんし
(相変わらず方向を見誤ったままでいる)
でも、歌うのはやっぱり楽しいわ
久々に純粋にカラオケ目的にカラオケ行っていかれたマイクに向かって風邪か何かでがらがらの声で既存曲でやけくそシャウトしまくってさらにがらがらになってショック療法ショック療法と呟きながらタバコ吸いまくってふらついて飲み物ぶちまけて床をお手拭で拭いてくだらない勘違いSM映像に爆笑して矢野顕子の「夢のヒヨコ」リクエストして聴いて
「キジロウ夫婦」(聞き間違い)に大うけして
やっぱり生きているのがいいよと思ったんです
すでに随分と枯れてる
今知らんもんはまだ知らん
でも生きているのがいいよ
春・夏・あき・冬
さらに枯れてゆくのもいいよ
しみじみと思ったんです
春が深まった [非労働日]
半年くらい前(・・・)に、「どうして秋以外深まらないのか」と書いたので
・・と、そこまで書いたところで、疲れとアレらにやられちまったみたいで、朝までPC脇でダウンしてました。
タイトルのこと以外、書こうとしてたこと全部忘れた。
というか、何かを書こうとしてたことさえ覚えてない。
そんなもんだよな。
いつものことだったそういえば。
桜を素直に綺麗と生まれて初めて思えたのは8年前のこと。
素直に桜の写真を撮れるようになったのは今月に入ってのこと。
歌詞を全部ノートに書き写して、「エンドロール」の一部をギターで弾き語って軽く録音してみた。
少しだけ湧いてくるイメージと、「それが遠い」という焦燥感と。
今日は休日で、しかもなんとか日中起きることができたので、ZOOMのへっぽこMTRと格闘する予定です。
某灰皿サイトの共同管理人で現在バイト先も一緒で、毎朝どうにも動けない僕をなんとか車でバイトに連れて行ってくれたりお昼のお弁当まで作ってくれてる羅さんが、6月までには今のバイト先を辞めることを固く決心したようで、自分もそれまでに現実的に動かないといけなくなったんですけど、どうしたもんかなといつも考えているんだけど、かなり切実なことなんだけど、わかってるんだけど、まずは4月28日の約束を。
まるで産まれたての小鹿のように [非労働日]
今、自分でもびっくりするくらいフラフラしておるのですが(「ベゲタミンで久々に長時間熟睡&心身リフレッシュ!!」計画二日連続失敗中)、いやはや、長くて短いこんなの初めてじゃないかってくらいとんでもねえほど濃密な2ヶ月間が、終わった。終わりました。終わりましたよ。ええ。
式。
正直、全く予想もしてなかったくらいに素敵な式だった。まさか自分が「結婚式」というものでこんなにも感動するとは思ったことさえなかったってくらいに感動的な。本当に。
新郎さんの、両親への手紙で、めちゃくちゃ胸を突き動かされたり。あんな、遠回りで素直な感謝の言葉を僕はあの瞬間まで聞いたことがなかった。本当に。いやあ、あの言葉に比べたら、世界中にそれこそ星の数ほど存在する「歌詞」の大半なんか、もう本当にゴミですよゴミ。僕の曲の歌詞ももちろんですよ。ええ。自虐的なわけでは決してなくて、それくらい本当に価値のある重みのある言葉だった。ムービーに撮ってよかった。もう2~3回は観返したんだけど、また観ます。
余興。
もう、式があまりにも素敵だったんで正直どうでもいいっちゃあいいんですけれども、この2ヶ月くらいずっとそのことを考えてきたし書いてきちゃったしということで、せっかくなので長々と。
まず、式開始の1時間半前に到着の電車で最寄り駅に着いたんですけど(一時間に一本しか電車がなかった)、その時点で既に緊張がとんでもなかったので、近くのコンビニで歌詞カードを75部刷り、さらりとした梅酒の350ml缶を購入し、ロヒさん一錠と一緒にほぼ一気飲み。気つけ気つけと。ぐび。
(これが思いもよらぬかたちで少しだけ役に立つことになるとはこの時点では全く予測していませんでした。)
広い神社の片隅になんとか練習できそうな場所を見つけて、荷車の上に歌詞カードを置いて、最後の練習。
境内に響く鳥の声の素敵さに少し感動しながら最後の練習。
(後日注:3月25日の記事にアップしたmp3を、この日の練習のに差し替えておきました。)
ある意味一番重要な「山田と」の部分をいまさら「あなたと」と歌い間違えて思わず演奏を止める自分に「緊張しとる緊張しとる~」という情け容赦ない言葉を浴びせる先輩。
そしてコードを弾き間違える先輩。
そして式に参加し損ないそうになり慌ててダッシュする我々。
ギリギリ一番後列の隅っこの椅子に座れてほっとする自分。
自分のすぐ後ろで明らかに座りたそうな目をして立っている子どもに気づいても、席譲ってたまるかこっちは朝からダッシュの連続で疲れてんだよとかなんとかと思って決して席を譲らない自分に対してあんまり大人気ないとか思わない自分。
(こういうこと、もう自分にとっては恒例感さえ漂うことなんですけど、ダラダラ準備してたら朝7時48分発のあおなみ線に乗り遅れそうになり、スーツに革靴にギター抱えた姿で駅まで1キロ猛ダッシュしたのです。なんとか間に合ったけれども足パンパンで汗だく。ああ恥ずかしい・・・。どうせなら食パンでもくわえてりゃ良かった・・・。)
撮影・会話厳禁の厳かな式を終え、披露宴の会場に向かう。
先輩に頼んで(人任せ)、司会の方に歌詞カードを全部渡してもらう。
新郎さんの配慮で、披露宴の前半にうちらの余興が設定されていたことは聞いていたので、じゃあきっと披露宴が始まって30分~1時間後くらいだな、最初の乾杯辺りでこそっとロヒさんをもう一錠やっちまおうとか思っていたんですけど、披露宴が始まって、鏡開きをして、乾杯をして、さて飲もうかなと思ったところで、スタッフの方がうちらのところに寄ってきて、
「あと5分ほどしたらお願いします。」
という信じられない一言を。
「5分!?」
と思わず小さな声で叫ぶうちらに、
「はい、あと5~10分後には・・・。」
と、少し申し訳なさそうにおっしゃるスタッフさん。
慌てて一錠飲み干して(もう遅い)、慌てて階下へ行き、まずはチューニング。
人の良いおばちゃんに「練習するならここどうぞ」といってスペースをいただき、すぐさま最後の声合わせ。
・・のサビに入ったところでスタッフの方がドアをガチャリと開けて、
「それじゃあお願いします。」
という容赦のない一言を。
いやいやまだ何の心の準備もできてないっすよお兄さん(お姉さんだっけ?)、ああ、コンビニでアレらを飲んでおいてまだ助かったかなあとか思いながら、なぜか冷静にICレ子をポケットに忍ばせて、ギター抱えて諦め半分で立ち上がる。
本番。
マイクが遠ひ。
いやあ、極度の緊張に極度な前かがみ姿勢が重なると、人間あんなにも声が震えるもんなんですねえ。
歌声だけじゃなくて、グダグダスピーチからいきなり震え声ですよ。
なんの準備もしてないこと丸出しスピーチ。
そして歌。
もう、マイクの位置と、震えて音がとれない自分の歌声に、ほんとひたすら苦笑ですよ。
「あんなに苦笑しながら歌ったの生まれて初めてだ(苦笑)。」というくらい苦笑でしたよ。
ということで、あまりの酷さに、もう凹むとか通り越して聴き直す度に(変な汗かきつつ)楽しくて笑えてくるので、アップしてみます。
ICレ子の置き位置のせいで自分の声しかほとんど聞こえないんですけど、はい。
誰かの友達の「いとうえいこさん」がすっげえ気になる(笑)。
先輩のうそくさい一言、大好き。
やや受けしたので、名前叫んでよかった。
6年前に一度だけやったライヴと変わってないことといえば、司会の人を苦笑させるのは相変わらず得意ということくらいかしらねえ。
でも、思いのほか好感触でした。
「いい!!なかなかいい!!」と拍手しながら軽く叫んでくれた某校の素敵な校長先生。
「正直期待してたのよりもずっと良い曲がきたからびっくりしてるよ!!ありがとう!!これの原曲、CDに焼くとかできる?」というようなことをおっしゃってくれた新郎さん(めちゃくちゃ救われました)。
(後日のメールでも、「僕ら的にはあの余興は最高だったよ。120%満足でした。」という感じのとんでもなくありがたいお言葉をおっしゃってくださいました・・・。はあ、よかったあぁあぁぁ・・・。)
色々とお褒めのお言葉をくだすった皆様。
そして、挨拶回り(言い訳回り)のときに、「素敵な歌詞ですねえこれ!!さっきもずっとこれ見てたんですよ!!本当に良い歌詞ですねえ!!」と、少し興奮気味に話してくださった、新郎さんの伯母さま。
いやもう本当に救われた・・・。
その言葉が聞けただけでも歌詞カード配ってよかった・・・。
(もちろん「タイトルと歌詞の一部を、山田仕様ということで、今日限定で替えている」なんてことは(たぶん)誰にも言いませんでした。)
(あと、「あの、いつも変な年賀状を送ってくださる方ですよね?」という新郎さんのお姉さんの思わぬ不意打ちにもある意味救われた。)
ちなみに、うちらの余興の後に中座やらお偉いさんのスピーチやらなんやかやがあって、新婦さん側の余興(「サザエさんの替え歌」)は、うちらの余興の1時間くらい後でした。
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(翌日追記:もちろん禿げてません。)
「まぼろし(love forever, live forever)」一時改め「山田(仮)」。 [非労働日]
疲労宴・・・じゃねえや、披露宴での余興の疲労の瞬間が、とうとう明日、十数時間後に迫ってきてしまいましたのです。
明日の~今頃には~♪私は~きっと~禿げて~る~♪
そんな、日本中の数百万人の方々から反感を買いそうな替え歌まで浮かんできてしまう今日この頃ですが、なんにせよ、とうとう明日。
まだまだ本当に改善点だらけなんだけど、いよいよ明日。
明日。
明日。
明日。
明日!!
明日!?
明日以降 、ここの更新やらあちらこちらでのログインがもしかしたらしばらくの間途絶えるかもしれませんが、もし途絶えた場合は、「ああ、きっと今頃ポールは凹みに凹んで禿げてるんだな、たぶん」とかなんとか思ってそっとしておいてやってください。
おまけ:
余興の話を正式にいただいたときに、これでいいなら楽だよなと思って一応録ってはみたけどやっぱこりゃ卑怯だなと思ったので(、あと、結婚する本人に一応送ってみたところ、大喜びしてくれたけれど、「できればもっと長いほうが良い」と言われたので)ボツにした動画をなんとなくアップしておいてみます。やや調子外れな声で、結婚するお二方の名前を歌った後、「二人は仲良し~♪」と歌っております。最後に映っているのは歌とは全然関係ないムクです。
さらにやや長いおまけ:
ここのブログにもmp3をアップできる機能が知らん間についていたので、72人を前にした恥晒しの前の恥晒しとして、今日、最後の練習で最後に録音したやつを(たぶん)期間限定でアップしておくので、相当気が向いた方だけどうかヘッドホォン等をぶちこんでやった上で流し聴きしてやってくださいませ。
(ちょっと斜めに歪んだ)歌詞画像見ながら聴いていただけたらわかると思いますけど、一ヶ所替え歌にしてあります。山田仕様。
あと、「これで もう」はもともとは「多分 もう」なんですけど、あるお方から「結婚式で『たぶん もう』というのは微妙なんじゃないか」と言われて、言われてみりゃ確かにそうだよなと思ったので、山田仕様ということで「これで もう」にしておきました。
ちなみに、比較的声の大きい方(かけあいの部分で後ろ側を歌っている方)が、現在のマイ・ヴォイスでございます。
本当はちゃんとそこら中を原曲通りにハモリたかったんですけれども、諸事情あってハモリは一切ナッシングです。
(後日注:式当日の朝、神社の片隅にて、本当に最後の練習で本当に最後に録音したやつが、いきなり先輩がコード弾き間違えてたりはするけれども、トータル的にはまだマシかなと思ったので、そっちに差し替えておきました。ちなみに、最初に先輩と僕が名前を連呼しているのは、僕がその直前の練習で緊張のあまりいまさら「山田と」を「あなたと」と間違って歌ってしまったからでありんす。詳しくは30日の記事を参照。)
にしても・・・。
ほんと歳重ねただけの声してるよ自分・・・。音程も不安定だし・・・。あぁあぁ・・・。げんなり最高潮・・・。
(少し前、アレらで酔っ払った勢いで、学生時代お世話になったあるお方に、数週間前録音したやつを添付したメールを送りつけちまったところ、数通のやり取りを経た上で、
昔効いた歌声は、かなりいい声で、
音程もしっかりしていて、
mp3を聴いたとき、一瞬、
え゛? これ本当に君? と思ってしまいました。
久々に、カラオケ歌って、
オレってこんなはずじゃなかったのに~っ
て感じでした。
たしかに、何でもブランクあると錆ますよね。
という、あまりにもグサグサ突き刺さる(わかっちゃいたけどあえて考えないようにしていた)お言葉をいただいて以来、本当に自分の声が嫌で嫌でもう嫌ったらありゃしねえよちきしょう・・・。)
(中村和義の「新世界」(だっけ?)のライヴ・ヴァージョンよりは音程とれているはずだとか何とかと全くもって無駄なことを考えてなんとか自分をごまかそうとしてるんですけどやっぱ無駄あるよ。)
さらにおまけ:
明日は6時起き。
おぎゃあああああああ!!!